2010/07/17

【シリア】ダマスカス





レバノンから戻ってくると、シリア人の人のよさを改めて実感します。

夕方、旧市街地から宿に戻る途中、誰かに日本語で話しかけられました。
「おはようございます。日本人?大丈夫ですか?」
「こんばんは、日本人ですよ。日本語しゃべれるんですか?」
「うん、俺日本で12年働いていたからね。イラン人だよ」
おお、親日で好印象だったイラン人がシリアに登場です。
どうやら、日本で車の販売の仕事をしていたらしく、かなり日本語も達者です。
シリアでは母親他、おばちゃん連中の巡礼についてきてあげて、男一人なもんだから暇なんだとのことです。
と言った感じで、道端で、盛り上がっていたら、食事に行くことになり、結局ごちそうしてもらってしまいました。
最後に、困ったことがあれば連絡くれやー、と電話番号とアドレスを交換して、立ち去っていきました。

シリア、イランともにアメリカから制裁を受けている国家なので、日本にいるとネガティブな情報が耳に入ることが多いですが、なんとも気持ちのよい奴らです。

お次は、イスラエルからお届けします。

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ダマスカスに着くなり、「金曜日はお休みだから、お店全部しまってますよー」と宿にいた日本人が言っていた。とはいえ、暇なんで、同室になった日本人の方と、夕方から散歩をしてみることに。道端でゴザ広げて雑貨を売っていたおばちゃん曰く、「ソニーは高いけど、スクミーは安いよ~」。そりゃそうだろうけどね。


スークに行ってみると…おお、見事に閉まっちゃってるじゃん。


こちらのアイス有名店はやっていた。繁盛してんなー。


老若男女、ぼたぼたとアイスを垂らしながら、嬉しそうに舐めていたので、普段アイスなど滅多に食べない私も参加することに。ピスタチオとアイスって意外とあうんですね。


スークを抜けると、イスラム教の4番目の聖地と言われる、ウマイヤド・モスクに到着。外国人女性はこの布を頭から被らなければならないのだ。まさにねずみ男。


広いねー。涼しくなったので、中庭みないなところでは、みなさんダラダラとくつろいだり、子供は走り回ったりしている。


大抵のモスクの絵柄とは違って、建物や木の絵が描かれている。


中では、おばさんムスリムが泣きながら、この祭壇をありがたがっていた。ちょっとびっくりしたぞ。


「真っすぐな道」といわれる道はツーリスティックで、結構おしゃれに整備されている。


昼間は閑散としていたらしいが、日が暮れると、旧市街地はえらい人ごみになった。生演奏なんかも始まって、賑やかになってきたぞ。


イラン人にごちそうになったチキンの炙り焼き。断ったんだが結局我々の食事代を払ってくれた。彼は食ってないのに…名前はオミット。日本で色々世話になったからよ~、と本当にいいやつだ。


次の日、改めてスークに行ってみると、ちゃんとお店は開いていて賑やかになっていた。


盾…かな?


ダマスカスの新市街地の風景。シリア、いいとこだったなー。なんっつっても、人が最高だぜ!

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※宿
アル・ラビ・ホテル

2 件のコメント:

  1. ダマスカスでご一緒させていただいたマリサです☆
    今日日本で帰国後初仕事してきました・・・
    アルラビでの虫刺されのかゆみが旅に行ったことを思い出させてくれますが、これからはたかさんのブログで旅行気分を味わいたいと思います♪
    ステキな旅をしてください☆

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  2. >マリサさん
    コメントありがとうございます!
    初仕事お疲れ様です。

    仕事の合間にでもチェックしてくれると嬉しいです。
    日本も暑いみたいですが、頑張ってください☆

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