2010/08/25

【エチオピア】アディスアベバ



エチオピアの首都、アディスアベバに来ました。
ゴンダールから12時間かかりましたが、窓の外の景色がきれいで見ていて飽きません。
どうやら、この辺りは新緑のシーズンで木々が芽吹いています。

ゴンダールから来てエチオピアの貧しさを目の当たりにしましたが、アディスアベバでも一般庶民は低レベルな生活水準です。
ボロボロの服を着ている少年や、道端で物乞いをしているばあさんを良く見かけます。
意外にもカフェやレストランが多く、以前イタリアに占領されていた影響もあるせいか、パスタなんかはそこそこ美味しく、また、コーヒー発祥の地らしくエスプレッソを嗜んでいます。
また、長らくアラブを旅していたのでなかなか手に入りにくかったビールも安く飲むことができます。

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天気はイマイチだが、牧歌的な美しいパノラマが広がっている。広葉樹林も見られるし、なんとなく北海道の風景に似ているかな。


田舎の人々は結構照れ屋で素朴だ。東洋人が珍しいらしく、近づいて見に来るのだが、何も喋りかけてこない…英語が話せないからか。


牧畜の様子や畑が見えたと思ったら、崖っぷちが現れたりして、飽きないっすわ。


一昔前は、ドロドロのオフロードだったのだが、エチオピアも中国が来て道路を舗装している。バスの乗客の一人が、橋は日本の鹿島が作ったんだぜ、と教えてくれたら、ドライバーが気を利かせて橋のところで停車してくれた。


その橋から撮った青ナイル川。


アディスアベバの市街地。田舎町とは違って、一応舗装されている。安宿が集まるピアッサ地区はスリと金を騙し取ろうとする輩がウヨウヨしているので、注意されたし。滞在していた旅行者2名が被害にあった。


エチオピアは、二足歩行をした猿人が見つかった地だ。しょぼい博物館だが、猿人から新人までの展示がメインになっている。こいつは愛知万博で使ったものらしい。


その猿人「ルーシー」のレプリカ。本物はアメリカにあるらしい。


街そのものには見所はないし、ときめくものもない。エチオピア正教の教会、三位一体大教会を見に行ってみた。


中はシンプルです。


黒人の司祭ってちょっと違和感があるが、初めてキリスト教を国教化したのはエチオピアだ。


司祭の人と雑談をしていると、今日はお偉いさんのお葬式だと言っている。どおりで人が多いわけだ。司祭は白装束を着て、カラフルな傘を差している。


棺桶が運ばれてくると、親族からの泣き声が…


教会の敷地にいた巨大亀。こんな所でなにやってんの?

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※安宿情報
Taitu Hotel
Ras Desta Damtew St, Addis Ababa

4 件のコメント:

  1. かわいい〜〜カメ!
    いいなあ、リクガメいっぱいいるんだ?
    道も阻まれちゃうくらいなんだもんね!
    1匹小さい子くれ〜〜

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  2. >miciaさん
    お久しぶりじゃないですか。
    カメ以外にもウシ、ヤギ、カ、ゴキブリ、ネズミ、ダニもたくさんいますよw

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  3. こんにちは。通りすがりました。些細なことなんですが橋だけじゃなくって道も日本製です。エチオピア人は中国が作ったって行ってるけどお金も労力も日本の税金製です。日本人までが中国製なんて信じてしまったら遠い国でドカチンしてたおじさんたちが気の毒なんで書き込みさせてもらいましたよ~。

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  4. そうなんですかー。
    村に工事の中国人が住み込んでいたので、そうかと思っていました。
    中国の携帯会社の人もいました。

    もっと、日本をアピールしないといけませんね。

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