2009/12/06

【バングラデシュ】クルナ



コルカタから国境までは列車で行きます。
インドで初列車でしたが、今までで一番騒々しいです。
売り子が電車に乗り込んできて、いきなり商品の説明を始めました。
おそらくですが、この雑誌はこんなことが載っていてとてもいい、だとか、クッキーの箱を開けてこんなに美味しいそうなんだ、とか満員電車の中で誰かが買うまで永遠と続けます。
ホントにインド人はわけわかりません。

バングラデシュでは世界遺産のモスクがあるということで、クルナという街を訪れました。
驚いたのがバングラデシュ人はかなりの親日国ということです。
バスでモスクを目指したのですが、隣に座っていたおやじさんは降りるところを教えてくれただけではなく、自らガイドをしてくれました。
最後にチップをよこせといってくるだろうと思っていましたが、困ったことがあれば連絡しろと電話番号を渡して立ち去って行きました。
また、クルナからダッカへのバスを探している時も、大学生がチケットオフィスまで連れて行ってくれて、おまけに彼の家に招待してくれたり、彼女に会わせてもらったり、レストランで御馳走までしてくれました。
アジア最貧国とか言われていますが、お隣のインド人に比べていい奴が多いです。
バングラデシュの独立の時や災害時に日本が援助をしていたらしく、とても助かったと言っています。
そういった恩恵もあり、日本人だけはビザが無料です。
ツーリスト産業もなく情報も少ない国なので旅はしにくいですが、思ったより楽しめそうです。

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バングラデシュの数少ない世界遺産のバゲルハット。15世紀カン・ジャハンにより造営されたモスクだ。


おお、これかー!って、ずいぶん小さいなぁ。こんな片田舎まできたのによ。親切なベンガリーがガイドをかってでてくれた。


モスクの入口で物乞いをしていた老婆。


モスクの周辺を歩いていた子供。もっとかわいらしいポーズを取ればいいのに。


クルナのバスターミナルで私がごねていた時に助けてくれた青年とその彼女。彼はなかなか金持ちの子供で外国に留学しているのだ。家でインターネットさせてもらったり、食事に連れて行ってくれたりと、とても親切だった。バングラデシュの将来を担ってほしい逸材だ。

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