2011/03/20

【キューバ】ハバナ



現役社会主義国家のキューバに来ました。

街を歩いてみて、今までのどの都市よりも風変わりであることを感じました。
まず、建物自体が古くボロボロの状態で、アジアでいうとインドやバングラデシュと同等の街並みです。
また、アメリカからの経済制裁のせいか、社会主義特有なのかはわかりませんが、極端に物資が少なく、屋台や商店がほとんどありません。
あったとしても種類や数は少なく、食事と摂ったり雑貨を買わなければならない旅行者にとっては結構不便です。
さらに厄介なことに、通貨は建前上キューバ人用と外国人用があって、こいつを使い分けなければなりません。
実態は、外国人用の通貨もキューバ人は使用しており店によって通貨表示が異なるので、慣れるまで少し混乱することになります。

街灯が少ないので道は暗く一見治安が悪そうですが、国からの配給でそこそこ満足しているせいか、スリや強盗などの心配はなく、そういった情報も耳にすることはありません。

キューバでバジェット旅行をする場合は、ホテルは50ドル以上するので通常民泊をしますが、建物の外見とは裏腹に部屋は綺麗でダイニングルームやシャワーも完備されており、ホストのキューバ人も親切で、そこそこ快適に過ごすことができます。

ハバナの旧市街地は世界遺産になっており、他国であるような整備された旧市街地というより、リアルに「旧」市街地といった感じです。
もちろん、50年代のアメリカ車がガンガン走っており、車好きには堪らないかもしれません。
その他、葉巻やチェ・ゲバラ関連が見所です。

但し、キューバ人はダメ国家の典型で民度は低いです。
久しぶりに「チーノ」攻撃に会いました。

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旧市街地にドンと構えるカピトリオ(旧大統領官邸)。夜はライトアップでもされるのかなー、と思ってたが暗いまんまだった。夜の街並を歩くと、余計な電気は使いませんって感じだったな。


建物は年季が入って古いんだよねぇ。とはいえ、街を歩いているキューバ人の服は結構キレイだったりする。


お決まりのカテドラル。


意外とヨーロッパからの観光客はいるんだよねぇ。どちらかというと、年配の金持ち旅行者が多い。もちアメリカ人はいない。


もちろん、チェ・ゲバラ土産もあるよ。しかし、物自体が少ないので他国の観光地みたいにどっさりと用意されているわけではなく、ちんまりと品物を並べている程度。


旧市街地ではニセモノ葉巻を売りつけてくるので注意すべし。


ハバナは海に面している。対岸から見た旧市街地。


海際にはスペイン植民地時代の要塞がいくつかあって見学することができる。こいつはモロ要塞。


続いてカバーニャ要塞。気候はカンクンとほぼ同じで、昼間は暑いが乾燥しているので不快な感じはしない。


続いて、第一ゲバラ邸宅。結構ちっさいっす。


中は、彼が使用していた書斎や寝室が見られるよ。


街のあちこちにゲバラのペイントや看板があってゲバラ好きには堪らないかも。


クラシックカーは今でも現役だ。クラシックカーならではのカラーリング。もちろん普通の車も走っているよ。


Pink!!

こいつはタクシーの一種。オリジナリティ溢れていますね。


只今修理中。サイクルリキシャも活躍している。


フードコートでライターを売り歩いていたおばちゃん。キューバは食事にありつくのも一苦労だ。そもそも「商売」とか「外食」とは無縁の社会主義。やっとこさ安食堂を見つけても、レパートリーは少ないし、おまけにマズイしでパッカー泣かせ。もち、外国人用のお高いレストランはありまする。


革命広場に描かれたチェ・ゲバラと赤いクラシックカー。これがキューバの全てかも。

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