【トルコ】イスタンブール

日本を出てから8か月、ようやくアジア横断が終了しました。
ボスポラス海峡を越えヨーロッパ側に入るときは感慨深いものになるかな、と思いましたが夜行バスで爆睡していたので気づいた時にはバスターミナル（オトガル）に着いており、あっけなくアジアを後にしていましたが…

イスタンブールはさすがにツーリスティックな街で見どころ食べ物盛りだくさんです。
歴史的な建造物が多い街並みやトルコ人のノリは個人的にはバンコクより好ましい感じです。

長期間旅行をしていると、観光を楽しむよりもむしろ、その国の人の気質とか発展具合とか生活レベルとかが気になり始めました。
やはりアジアの中では日本はあらゆる面で突出した存在で、ものづくりやサービスのクオリティの高さを実感します。
それは日本人特有の気質に起因するものではないかと思いました。
つまり、アジアの他の国はどう頑張っても日本のレベルにはなかなか追いつかないのでは、と思います。
まじめで礼儀正しく気遣いができる文化は、日本ならではのものづくりやサービスに大きく寄与している気がします。
その他、かなりのパワーを感じる中国と、急成長している韓国はアジアの中でも気になる存在です。
というような話は他の旅行者としたこともありますが、詳しくお勉強したわけではないので実感としてそんな風に思いました。
一昔前の本ですが、ネパールの日本料理屋で見つけた「ジャパン・アズ・ナンバーワン」にこの辺の話題が書かれているので、帰国したら読んでみたいです。

ともあれ、しばらくアジアの疲れをイスタンブールで癒すことにします。

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イスタンブールの顔的存在、スルタンアフメット・ジャーミィ（ブルーモスク）。ドームが多くて外から見ると複雑な構造をしている。パキスタンとかのモスクはもっとシンプルだったな。


運悪くイースターの期間とかぶってしまい、西洋人が大量に押し寄せていて、ホテルも高騰していた。


中はこんな感じでとても広い。天井からやたらとぶら下がっている電線が景観を損ねている気がする。


こちらはアヤソフィア博物館。


さまざまな宗教に利用された歴史的背景からか、アラビア文字？の近くにキリストのモザイク画があったりして不思議な感じ。


新市街地と旧市街地を結んでいるガラタ橋。橋の近くでは、


豪快に投げ釣りを楽しんでいたり、


名物のサバサンドを売っていたり、


橋の下では海鮮レストランが並んでいたり


海峡フェリーの発着場所になっていて賑わっている。久し振りに人とモノとサービスに囲まれて、いい気分じゃー。


新市街地の目抜き通り。トルコは実は偽ブランドの宝庫だ。ヴィトンやグッチのバッグにアバクロ、D&Gのシャツ、しまいにはナイキのスニーカーまでパチ物が横行している。


海峡を望むと、起伏が結構激しいところに家が建っているので、街並みがきれいだ。


軍事博物館。入場料が安い割には展示物が多く、楽隊の演奏が見られるということやってきた。この大砲、このまま撃ったら博物館直撃っすね。


絵と人形を使ってリアルに戦争の激しさを表現している。それはそうと、後ろから2番目の戦士は弁髪に見えるが中国人すか？


甲の盾、革の盾、鱗の盾。ほんとに使ってたんかいな？他にもロールプレイングゲームでお馴染みの、剣、鉾、槍、槌、盾、兜、鎧、銃など多数展示されていた。武器マニアには堪らないかも。


楽隊の演奏が始まった。動いたり、陣形を変えたりしてダイナミックなのを期待していたのだが、直立のままひたすら演奏していたので、ちょっと退屈。一緒に見ていた幼稚園児の中には居眠りこいていた子もいた。でも、演奏はなかなかいいっすよ。


派手に騒いでいた幼稚園児は、じゃんけんジェンカのスタイルで退陣して行った。日本と一緒だね。


アジア横断をともにしたTシャツ。襟の後ろ側が大きく破れてしまいちょっと寒かったが、こいつとはイスタンブールでお別れすることに。さよーなら！