2009/09/13

【中国】昆明





ここからは少数民族が多く住んでいる雲南省を回っていきます。

昆明のユースホステルに行ってみると、なんだか多くの日本人がいました。
どうやら、国際関係を学んでいる大学生で、サークル活動の一環で、中国の小学校で体育祭を教えるとのことでした。
中国では体育祭という学校行事がなく、どのようにすればいいか方法がわからない、とのことで、昆明の大学のコラボレーションをして、実際に開催してみようとのことでした。
中国でこんな活動をしているとは、少し驚きでした。
青年海外協力隊やらこういった、ボランティア的な活動でも中国に貢献しているのにも関わらず、反日とかいっている中国人は、実はあまり教養のない保守的な人達なんではないかと思ってしまいます。

同部屋にいた中国人風の男に話しかれられました。
「おお、日本人かー。俺シンガポール人。」
「中国で働いているんすか?」
「いや、今はホリデーさ。俺、船に半年くらい乗って、調理場とか洗濯とかして働いてんのよ。」
ってな感じで、会話をしていると、その流れで夕飯を一緒に食いに行くことになりました。
長期で船に乗っているので、色々な国や都市に行けて楽しいとのことです。
「近々、大理にトレッキングしにいくんだけど、あんたも来るかい?めちゃめちゃきれいだぜ。」
「うーむ、登りたいんですけどねぇ。ベトナムに急ぐ予定があるんすよ。」
「そっかー、残念だねぇ。」
と、その人は、春夏秋冬とすべてのシーズンで、蒼山という大理にある山を登ったことがあるそうです。
昆明の地理にも詳しかったので、夜散歩をしながら駄弁ってました。

昆明の観光は、雲南民族村というところに行ったくらいです。
ここは少数民族のテーマパークといった感じで、その民族の伝統的な家屋で民族衣装を着た人たちが、紹介をしてくれたり、踊りを見せてくれたりします。
簡単に少数民族の勉強をするにはよさそうです。

あ、書き忘れそうになった、一番驚いた事は、昆明でルイ・ヴィトンを見かけたことです。

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田舎の町なのかと思っていたらかなり都会的だ。駅前にあった牛の像。日本の日用品とかブランドショップなんかもあったぞ。


事故ったらしい。中国では驚くべきことに電気バイクが走っている。エンジン音がほとんどしないので、後ろからすれ違うとかなりびっくりする。


夜の広場はおっちゃん、おばちゃんたちのダンス教室と化す。北京とかでもやってたし、みんな健康指向だなぁー。


雲南省は少数民族がたくさん住んでいる。てっとり早く少数民族のことを勉強するために、雲南民俗村を訪れた。


入口付近で屯っていた姉さんたち。裏ピースとかしちゃって、現代的じゃないの!


20くらいの民族の建築様式や衣装が見ることができ、茶菓子程度の伝統料理も頂ける。何族かは忘れてしまったが、兄さんのロン毛は本物だった。


大人気の白族(ペー族)。各民族ごとにダンスショーも見られる。ホントは漢民族が衣装を着てるだけじゃない?という邪推はやめておこう。

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※宿
昆明茶花青年旅舎
云南省昆明市東風東路96号

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