2009/08/04

【韓国】釜山





最初の国韓国へは関釜フェリーを使いました。
料金は最も安い2等客室で9000円です。
ターミナルに行くと乗客の9割近くが韓国人で、たくさんの手荷物を持っています。
日本への観光ツアーでお土産を大量に買い込んでいたようです。
船内は思ったより奇麗で、風呂やレストランがありました。
同部屋の日本人は船酔いしていましたが快適な船旅でした。

朝8時、13時間の航海を経て釜山に到着し、ターミナル内にあるツーリストインフォメーションでさっそく宿を探しました。
担当者に最も安い宿を聞くと、「Blue Guesthous」一泊15,000ウォン、約1000円を紹介してもらいました。
行ってみると高層マンションの一室をゲストハウスとして提供しており、17階からの眺めはとても良いです。

持ってきたノートPCで釜山の観光情報を調べていると、アメリカ人のライアンが朝食のトーストを作ってくれました。
気さくなライアンはソウルで英語の教師をしており、休みを釜山で過ごしているとのことでした。
そして「これからガールフレンドとビーチにいくから一緒に来ないか?」と誘ってくれました。
彼の言ったキャッチフレーズは「No trouble, No worry, Just relax!」です。

そのガールフレンドは韓国人でライアンと同様に英語の教師をしているそうです。
ゲストハウスの近くまで車で迎えに来てもらい、「海雲台」というビーチに行きました。
韓国でも、今が夏のピークシーズンでビーチはものすごい人でごった返しています。
2Kmに渡るビーチに隙間なく整然と立てられているパラソルは壮観でした。
後で韓国のYahooで知ったのですが、土曜日ということもあり、100万人が訪れていたそうです。
日本でこんなに込んでいるビーチは見たことがありません。
パラソルは空いていれば自由に利用してよく、各々ビールを飲んだり食事をしたりしています。
海は波が小さく、遠浅ではないので岸から20mくらいまでしか沖にいけませんが、思いがけなく韓国のビーチを楽しめました。

夜は別の「広安里」というビーチで飲み会です。
私の世界一周を祈願して乾杯をしてくれました。
眺めはとてもよくレインボーブリッジのような大きな橋が海にかかっており、
ビーチではみな車座になって宴会をしています。
酔いが回ってきたころ、ライアンから質問攻めにあいました。
「お辞儀の正確なやり方は?」
「日本人はアメリカのことをどう思っているか?」
「日本人はなぜ感情を出さないのか?」
普段考えてないことを質問され答えに窮すると同時に、英語で伝えるのはかなり苦労しました。
果たして正確に理解してくれたか…
終いには大学院で物理を専攻していたと言ったら、
「量子力学の不確定性原理について教えてくれ」
と…お手上げでした。
すでに午前3時を回っていましたが、マッコリとサムギョプサルを味わいながらよい話ができました。

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夏の釜山。すっ、すっげー人だ。日本でもこんな賑わうビーチはないぞ。


船とかも浮かべちゃって、リゾートですな、こりゃ。


夜は夜でみなさん車座になって酒飲んでいます。もちマッコリ。


こちら釜山港。新鮮な魚を食わせておくれよ。


港近くのマーケット。


石焼スープの中にご飯が入っている…名前は忘れた。キムチとかのつまみはもちろん食い放題。やっぱ韓国はお隣さんなだけあって飯がうまい。


韓国人女性は日本人とはちょっと異なるメイクや髪形をする気がする。そもそも顔を剃らないのか産毛というか鬚が薄ら生えていたり、前髪が一直線に揃っていたり。一方男性は、表現しにくいが髪をサイドの辺りから前に持ってきて垂らすって感じだ。

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※宿
Blue Backpackers Hostel
454-1, Bujeon 2 dong, Busan, South Korea

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