2010/06/05

【オーストリア】ウィーン





ツアーに参加しているので、まったりしていても色々なところに連れて行ってもらえるのはうれしいのですが、朝早くから夕方までびっしりと予定が詰まっていたりするので、実は体力勝負なところもあります。

夕食での出来事です。
周囲とはちょっと異色のおばちゃん(以後、Kさん)と偶然隣同士になりました。
注目というのは、一人アウトドアな蛍光色のリュックと上着、ハーフパンツに縞々の靴下といういでたちです。
おまけに、グレーのロングヘアーを三つ網にしている上に、がっつり日焼けしていて、突っ込みどころ満載なKさんです。
最初は遠慮して話さなかったのですが、トイレから帰ってきてKさんを見ると、最強に面白いことになっていました。
鼻の頭に絆創膏を張っていたのです。
「うぉ、Kさんどうしだんですか!」
「うーん、こうやって鼻を掻いていたら血が垂れてきちゃったのよー。」
カリカリと爪で鼻筋を掻きすぎた様で、それを見ていた周りのおばちゃんたちも大爆笑になっています。
「ホントですか?垂れちゃったんですか!」
「そうなのよ、だから絆創膏…」
だから絆創膏って…久しぶりのぶっとび具合に、私は笑えませんでしたが、周囲のおばちゃんたちもだんだん調子に乗り始めて、
「Kさんこっち向いて~。写真撮ってあげる~。きゃはは。」
「もー、いやよ~。」
このKさん、実はとても純粋、天然な人のようです。
そこで、伯母がちょっと助け舟をだしました。
「絆創膏はちょっとアレだから、マスクしたらどうですか?」
「あ、そうね。それがいいわ~。」
とカバンからマスクを取り出して、装着すると…爆笑の渦。
おぉ、ますます怪しい人になってしまったじゃないですか!
しかも、それじゃ飯食えませんよ。

愛すべきKさん、このツアーでもっとも注目すべき人としてインプットされました。

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音楽の都なんだなー。ストリート楽隊をよく見かける。


モーツァルトなどの音楽家の像もよく見かける。私に音楽の素養は全くないのが残念だな。


シンボル的存在のシュテファン寺院。ハプスブルク家の歴代君主の墓所であるほか、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとその妻ウェーバー・コンスタンツェの結婚式と葬儀が行われた聖堂としても知られているのだ。(ウィキペディアより)。


目玉のシェーンブルン宮殿だ。こちらはハプスブルク家の離宮。ガイドのおばちゃんが、マリア・テレジアとかマリーアントワネットとかたくさん説明してくれるのだが、ちょっと予習不足で消化不良だった。


双頭の鷲は東ローマ帝国の紋章だ。残念ながら内部の写真撮影は禁止。マリア・テレジアの肖像画とかもあるぞ。


せっかくウィーンに来たんだから、ってことでコンサートいってみた。どんなもんなんじゃろ?!


演奏だけかと思ったら、意外にもバレエやオペラも適度に混じっていて、素人にも飽きさせないようなプログラムだった。ウィーン、音楽好きにはたまらない街だな。

1 件のコメント:

  1. Dです。
    レポートありがとう!
    8/25からオーストリア・チェコ・ハンガリーに行ってきます。
    色々参考になりました(^^

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