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2010/10/02

【ザンビア】リビングストン





ブラックアフリカといえば、内戦とか飢餓とか危険とか、よくない、かつ、局地的なイメージが先行していましたが、これまで訪れた国については、その辺のアジアの貧乏国家よりもよく整備されていて、モノも結構豊富だったりします。
ザンビアもその一つで、バス移動はジュースとスナックのサービスまであり、快適至極でした。

ビクトリアの滝は乾期のため、水量が少なくザンビア側では白糸程度しか見られません。
ジンバブエ側は豪快なのが見られますが、入国にビザ代がかかり、さらにザンビアに戻るのにもビザ代がかかるので、高くついてしまうため、ジンバブエ側の滝見学は諦めました。

そんなことは、どーでもよいのです。
初、バンジージャンプを決行しました。
111mの高さは、数年前までは世界一だったようで、ワイルド系パッカーの私もさすがにビビりました。
とはいえ、ジャンプ後は充足感と疲労感でいっぱいで、興奮していました。
ビクトリアの滝に来た際には、是非バンジージャンプをどうぞ。
バンジー以外のアクティビティが2つできるので、価格もお得感があります。

お次は、ナミビアです。

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リビングストンの街自体は、穏やかな雰囲気。スーパーもあるし、結構過ごしやすい。5,6km歩くとゾウを見ることもあるらしい。


道路は日本が作ったと、ザンビア人が言っていた。駐在している青年海外協力隊員に偶然宿で会って話を聞いてみたが、ザンビアには80人近くも隊員がいるとのこと。そういえば、アフリカでは旅行者以外にも、NGO関係者・孤児院やHIV教育のボランティアスタッフ・修士課程の研究者にもよく会うな。


世界三大瀑布の一つビクトリアの滝へ!残り二つは北米のナイアガラと南米のイグアスだよ。


噂では聞いていたが、乾期の滝がこんなにしょぼいとは…日光の華厳の滝の方がよっぽど迫力あるんじゃね?国立公園の入場料がもったいねーよ。


是非、やってみたかったバンジージャンプ。スライド・スウィング・バンジーの3点セットで145ドル!相場は1$/mです。こりゃ、お得じゃん!早速同行した日本人と申し込むことに。腕にマジックで体重かかれますので、あしからず。


スライドは、こっちの崖から橋に渡っているワイヤーを伝って滑走するだけ。イージーだけど、111mという高さを体感できる。


この台から飛び降りやす。スウィングもこの台からターザンの要領で飛び降りる。ちなみに、鼻血を出したジャンパーはいたようだが、これまで事故は0だとのこと。


「Count down for you! 3, 2, 1 Bungy!!!」余計なことは考えずに飛びました。前にジャンプ出来ていないところは、カッコ悪いが、この期に及んで美しく跳ぼうなんて考えられまへん。


数秒の自由落下の後、最下点では体中の血が頭に登りますた。とにかく、ちびってなくてよかった。


乾期は水量が少ないので、滝の崖っぷちを歩けると聞き、日を改めて国立公園へ。こちらは滝の発見者、リビングストンさん。


公園内はバブーンが大量にウロウロしている。西洋のご婦人がバックをひったくられていた。石を投げたり、棒で散らせば逃げていくので、追っ払いながら行きませう。


崖の上は清流のように穏やかだ。乾燥した藻が石にくっついていて、踏んだ時のモサモサとした感触が気持ちいい。


こちら側のザンビア側は所々で水が落ちているが、あちら側のジンバブエ側は豪快に流れているようだ。水しぶきが崖の上まで上がっているのが見える。


滝の放流を間近で見れるぞ。


滝壺には虹が見える。


崖っぷちの水の溜り場で、泳ぐこともできる。覗き込むと、なかなかの高さに胴が震えるぜ。豪快な滝は見られなかったが、そこそこ楽しめたのでビクトリアの滝はそろそろおさらばするかな。

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※安宿情報
Jolly Boy's Backpackers
34 Kanyanta Road, Livingstone

2010/09/28

【ザンビア】ルサカ



ダル・エス・サラームからザンビアのカピリ・ムポシという中途半端な街まで、約1800km、2泊3日の長い列車の旅が始まりました。
列車はコンパートメントになっていて、2等車は6人ベッドという、中国やインドで見かけるタイプです。
確かによく見ると列車は所々漢字の表記があり中国の中古車でした。
意外にも乗客は少なく、食堂車がついていて、そこそこ快適そうです。

途中、国立公園を通るということで、運がよければ動物が見られるとのことです。
食堂車でボサっと外を眺めていると、乗務員が、「キリンが見えるぜ」と窓の外を指します。
おおー、本当にキリンがいるじゃありませんか。
その後も、目を凝らして流れいくサバンナの景色を見ていたのですが、乗務員のアドイバスなしにはなかなか動物は発見できません。
結局、ケニアのサファリで見られなかった、ゾウをちらっと見ることができたほか、シカ系の動物を見ることができました。

初日の動物見学を終えてからというもの、単調な景色に飽きて、ほとんど寝てすごしていました。

列車は遅れに遅れて、定刻より6時間押し、20時ころにカピリ・ムポシに到着しました。
ここから、首都のルサカに移動するのですが、またまた面倒なことになりました。
駅で待ち構えていたバスに乗り込んだのですが、なかなか出発せず、乗客のアメリカ人が声を荒げる始末です。
確かに、列車の乗客は既に降りきっているので、これ以上バスに乗り込む人はいません。
どうにかドライバーを説得して、ようやく22時ころにルサカへ向けて出発、到着は午前2時になってしまいました。
深夜に街中を歩くのは危険ということで、しかたがなくバスターミナルで夜を明かすことにしました。
しゃーないなと思い、アメリカ人とタバコでも吸おうとすると、「おい、ここは禁煙だ!」といきなりヌーの様な顔の婦人警官がどやしてきます。
はぁ?と思って見上げると、バスターミナルの交番の真ん前でした。
そのまま、交番に連行され、「罰金を払うか、この拘置室に入るかのどちらかだ」といいます。
普通なら、厳重な注意とか説得とかがあるはずですが、ヌーの婦人警官は頑として聞きません。
拒否し続けていると、どこからかおばちゃんが入ってきて、何かを泣きながら訴え始めました。
もう、こちらの相手をしてられん、といった感じで、近くにいたおっさん警官のお叱りだけで、開放されました。
うーむ、初っ端からザンビアの印象は最悪です。

翌日、ルサカの街を歩いてみましたが、これまで訪れたアフリカの首都の中では小さくて地味です。
とはいえ、人はなかなかいい奴がいて、「おー、日本人か。JICA(国際協力機構)には世話になった。街をきれいにしてもらったぜ。」とか、「日本のテクノロジーはずげーよ!」などお褒めの言葉を頂戴し、多少ザンビアへの悪印象が回復しました。

お次はビクトリアの滝に向かいます。
今は乾期ということで、肝心の水量の方が気になります。

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すっげー人が並んでるダル・エス・サラーム駅。ちゃんと整列しているのは、中国やインドと違うところだな。


車は乗れないっすよ。


「世界の車窓から」タンザン鉄道編、をお送りします。


はて、動物はいるかしら?牛は見飽きてるんだよなぁ。


列車に手を振る子供たち。


サバンナの低木や草原から、広葉樹林っぽい景色に変わってきた。


食堂車。結構お安く食事ができるし、混んでないし、快適だった。


沈み行く夕日。動物は残念ながら写真に収められず。ゾウが見られたのは収穫だったな。


ようやく辿り着いた、ザンビアの首都ルサカ。予想はしてたが、とほほな感じだ。


ザンビアに入ってからというもの、ヅラを付けた女性が増えたなー。あからさま過ぎて、それどうよ?と思ってしまうな。


生意気にも、バスターミナルでは禁煙…背伸びしやがって。


生意気にも、スーパーの商品が超充実してる…南アフリカの資本が入ってきているそうだ。


「Tokyo」と書いておきながら、そのハングルは何だ?


楽しさが伝わりにくい、パクリ系のペイント。ルサカは1日でおさらばっす。

2010/09/22

【タンザニア】ザンジバル





ぼーっと、1週間ほどザンジバル島に滞在しています。

結構ナメてかかったていたのですが、ビーチのレベルは結構高いです。
砂の粒子はかなり細かくて白く、海の透明度が高いのでとてもきれいですが、遠浅が1km程続くうえにウニが大量にいるので泳ぐのには適していません。
その辺にいる漁師らしきおっちゃんに頼めば、沖まで連れて行ってくれて、シュノーケルや釣りを楽しむことができます。
エチオピアを底辺として、発展具合や民度も上がってきていて、島のローカルなところに行くと、「ジャンボ!こんにちは!(日本語です)」と挨拶を交わしてきます。

ザンジバル滞在中に誕生日を迎えました。
去年は中国とベトナムの国境で独りで過ごしましたが、今は日本人旅行者と同行しており、ビーチ沿いのレストランで祝ってもらうことができました。
ありがとうございました。

この後は、タンザン鉄道でザンビアに向かいます。

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ナイス・ビーチ!湿度も低く、かなり過ごし易いっす。


ジャンビアニ・ビーチはかなり遠浅、2,3km先で波がブレイクしているのが見える。これじゃちょっと泳げないなー。


帆掛け舟を貸切にして、沖に出てみることに。頼むぜ、おっちゃん。


まずは釣りをしてみたんだが、これがなかなか上手くいかず。針と糸だけの仕掛けだが、おっちゃんは結構釣れてるんだよな。結果、日本人3人は0匹、おっちゃん5匹。そのあとシュノーケルで海底を探ってみたが、ちらほら魚が見られる程度。他はウニばっかりだぜ。


ウニ大量。こいつ身が入ってなくて食えないんだよな…久しぶりにウニ丼でも食いてー。


村の風景。家の壁や柵は、珊瑚の化石を砕いて固めて作られている。


ジャンビアニの夕焼け。背の高いヤシのシルエットが南国らしいっすね。


ザンジバル島はストーンタウンという、世界遺産に登録されている街がある。アラブ人による奴隷貿易で栄えたのだ。


細い路地が多く迷路のようになっている。白い街並みがなかなかいいっすよ。土産屋も充実してまっせ。


驚嘆の家。昔、スルタンが住んでたらしい。


奴隷市場跡の像。これだけじゃちょっと伝わらりづらいが、奴隷売買なんてヒドイことしてたんだなー、と再確認。


その近くに立てられた、アングリカン・チャーチ。


ストーンタウンの路地で遊んでいた子供。


カメラに気づいて近づいてきた。「うへへー」といいながら、カメラのレンズ触ってきた。上手く撮れないじゃねーか、近寄りすぎだっての。


この旅に出て2回目の誕生日。日本人旅行者に祝ってもらいました。ありがとうございやす!


海に沈む夕日。いやー、ええとこやった。いいじゃない、ザンジバル。

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※安宿情報
Malaika Guest House

2010/09/15

【タンザニア】ダル・エス・サラーム



タンザニアの首都、ダル・エス・サラームにきました。

ここは特に見所なく、ザンジバル島へのフェリーが出ているだけです。
ナイロビに比べると治安はよさそうで活気もありますが、旅行者の情報によると、強盗がよくでると聞きました。

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泊まった安宿(YWCA)の敷地内に幼稚園があったので、ちょっとお邪魔することに。


レゴで遊んでいたのだが、みなさん結構シャイで話しかけてもあまり反応がないっす。ナイスなヘアスタイルっすね。


と思ったら、カメラを出すと興味津々。わらわらと集まってきた。子供はそうでなくちゃな。


ダル・エス・サラームの市街地。特にときめくものはないっす。意外とアフリカって過ごしやすい気候だ。


ザンジバル島へのフェリー。久しぶりのビーチリゾートに心躍るぜ!

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※安宿情報
YMCA
India Street and Upanga Road | Opposite of Holiday Inn Hotel, Dar es Salaam, Tanzania