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2010/12/01

【アルゼンチン】プエルト・イグアス





イグアスの滝、行って参りました。

アフリカのビクトリアの滝では、乾期の為白糸程度しか見られませんでしたが、イグアスの滝では水たっぷり落ちまくりんぐで満足できました。

これで1ヶ月に渡ったアルゼンチン・チリ編は終わりです。
お次は…パラグアイに行ってきます。

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ここまで北上すると、緑がもっさり茂ってくる。湿度も温度も上がって蒸してくるわけで、久しぶりに額にうっすら汗かいたよ。


初日は昼前に着くも長距離移動で滝に行く元気なし。宿でダラダラした後、ブラジルとパラグアイの国境があるってことで、散歩がてら来てみた。


T字の川を挟んで3国が対峙している。こちら側がアルゼンチン、左がパラグアイ、右がブラジルっす。


そんなわけで、翌日イグアスの滝に来たぜぃ。この公園、滝の間近まで遊歩道が張り巡らされていて、エライ整備っぷり。もち、世界遺産。


滝の近くまで歩くこともできるが、「電車でGO」スタイルで行くこともできる。ウホウホ、早く見せろや。


この公園、蝶がたくさんいることでも有名らしい。ぼさっとしていると、頭やら腕やらにとまってくるんである。


その他、ハナグマとか、


イグアナとか、


くちばしのデカイ鳥なんかもいて、野生動物の宝庫なのだ。


と、前置きが長くなったがこいつがイグアスの滝だ!真打「悪魔の喉笛」。飛沫が激しすぎて滝壺は見えないっす。ゴゴゴゴ…


絶えることなくジャバジャバ落ちまくり。こりゃすげー。ゴゴゴゴ…


しかも、広範囲にわたって滝があるので、ジャングルの中の遊歩道を歩きまくり、滝の雄姿を写真撮りまくりだ。ゴゴゴゴ…


イグアスの滝全体像。左の奥に見えるのが、「悪魔の喉笛」。ゴゴゴゴ…


こんな感じで、滝の間近までいけるのだ。ここは防水コンデジの出番だ!持ってきてよかったぜ。ゴゴゴゴ…


真っ白け。皆キャッキャいいなが、ビショビショになってた。滝の飛沫もたっぷり浴びたことだし、満足っす。これでアルゼンチン終わりなり。ゴゴゴゴ…

2010/11/28

【アルゼンチン】コルドバ



後はイグアスの滝でアルゼンチンは終わりなのですが、メンドーサから直接行くのは遠すぎるので、コルドバという街で一泊することにしました。

特に面白いこともなかったので、写真アップ中心でお茶を濁すことにします。

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商店街は大賑わい。今日は土曜日だしな。


コルドバのオシャレさんが集まりそうなショッピングモールに来てみた。ん?「夫」ってなにさ。こりゃ確かめずにはいられないぜ。どうやら、「BANDO」というメンズブランドのようだ。


「どもー。この'夫'って何なんですか」
「え~、知らないわ?どういう意味?日本人なのね!」
あちらはスペイン語、こちらは英語なのでおそらく半分くらいしか意味は通じてなかっただろう。
「この意味は、夫だよ。ハズバンドね。ほら、ワイフとハズバンドってことだよ」
ここまで喋ってようやくわかった。夫→husbandで'バンド'って発音が同じだから、'夫'って漢字を当てたのだろう。
「へ~、ナイス!(o´∀`)b」
ちゃんと通じたのかよくわからんが、お姉ちゃんは親指立ててご満悦だ。外人って結構漢字好きで、漢字が入ったTシャツとかをよく着ているし。たまに、意味不明の熟語が書かれてたりするが、これもその部類か…。せめて、「絆」とかならわかるけどよ。ちゃんと伝えたいんだけど、歯がゆい…。


店内は結構、Tシャツとかジーパンとかが充実していて、なかなかいい感じなんである。うお、気がついたらTシャツ買ってしまっていた。ドヤ顔に'夫'の文字入り袋。どうですか?「夫 BANDO」ブランド、お勧めします。


Tシャツ買ってご満悦、宿に帰るか。忘れていた、この街一応世界遺産なんだった。コロニアルな建築が残っているらしいのだが、小規模で大して面白くもなかったな。一応、紹介しておくか。


外壁はきれいに塗りなおされているので、そんなに古びていない。


ラス・テレサス教会。今日土曜日で教会開いてないんだよな。


カテドラル。雨降ってきた…よし、観光は終わりにして宿でワインと洒落込むか。ほいじゃ、(o´∀`)b

2010/11/27

【アルゼンチン】メンドーサ



メンドーサは南米最高峰アコンカグアへの拠点となる街です。
とはいえ、街はちらほら旅行会社とかアウトドア用品店が見られるだけで、ごく普通の中規模の都市といった感じです。

バスターミナル近くの宿が激安と聞いて行ってみると、イスラエル人旅行グループが大量に押し寄せていました。
イスラエルでは18歳になると徴兵に取られ、3年間の軍隊生活終了後、皆海外旅行に出かけるようです。
パタゴニアでもよくみられましたが、よほど軍隊生活がつまらなかったのか、皆さん素行がずいぶんやんちゃで評判はあまりよくありません。
「おー、日本人か。なぁ、サムライって日本か中国かどっちなの?」
はい、出ました、時代錯誤、頭の悪いお決まりの愚問です。
アフリカ人はよく日本人を見てカンフーの物まねをしていました。
「あぁ、日本だけど」
「そっかー、忍者もか?おーそうか。じゃぁ、中国は何なんだ?」
めんどくせー、何だそのトンチキな質問は?
「カンフーじゃねーの」
「なるほどね」
「…」
このイスラエル人のアジアの認知度はアフリカ人レベルでした。
悪気はないんでしょうけど。

イグアスの滝を目指すべく、一旦コルドバという街を目指します。
ぼちぼちアルゼンチン出たいなぁ。

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蛇のようにのたうつ道。サンティアゴ、メンドーサ間の移動はアンデス越えだ。険しい山々が窓の外を流れる。


席からだと正面からのショットが撮りずらいんである。ここはいっちょ、助手席にお邪魔してシーニックな眺めを堪能させていただくとするか。この人、運転手さん。お疲れ様です。


これこれ!急斜面、岩肌剥き出しのアンデス山脈。


またしても国境越え。チリとアルゼンチン、俺は一体何往復したんだ?パスポートはスタンプだらけになっちまったよ。


メンドーサに宿を取って、次の日南米最高峰アコンカグアを仰ぎ見るべく、再び国境付近までやってきた。ここまで3時間以上かかるんですわ。しかし、誰もいねー。


昨日通ったイミグレーションの裏からトレッキングルートが延びている。おおっ、アコンカグアがチラッと見えた。ホント、なぜ誰もいない?


俺もリッチ・ガイならキャッキャ言いながら、ヘリで空中散歩したいです。


雲一つない快晴だ。白く雪を被っているあいつがアコンカグア。


アップでどうぞ。


6962m。たまにはトレッキングもいいもんだな、うん。


翌日は夜行バスの時間まで暇だったので、メンドーサの街を歩いてみた。はっきりいって、アルゼンチン、チリの街はどこも似ていて特段面白味はない。


サン・マルティン公園というでかい公園に行ってみた。昼下がり日差しが出ていて、結構暑いっす。そろそろシエスタ(昼休み)の時間だなー。俺もエネルギー補充しないとなー。


つーわけで、ビール頂き。アンデス・ビールっすよ。グビグビ…うめっ。


ガソリン満タンにしたところで、園内にあるグローリアの丘に登ってみる。特別眺めがいわけでもないなー。


こんな感じでメンドーサ終了。そろそろアルゼンチンにも飽きてきたなー。後はイグアスの滝を見に行くだけだ。

2010/11/20

【アルゼンチン】バリローチェ



30時間かかって、カラファテからバリローチェまできました。
私が来た道はR40という幹線道路で、景勝ルートになっており、これまでのバス移動の中で最高額の約1万円です。
他に道はないことはないのですが、無駄に迂回したりバスを乗り換えたりする必要があるので、やむなくの選択でした。

しかも、到着は午前3時、雨がしとしと降っています。
またまた、無茶な時間設定です。
バスターミナルで朝まで寝ていようかと思いましたが、宿の当てのない西洋人たちが偶然乗り合わせていた客引きにつかまっていて、私も誘われたので着いて行くことにしました。
宿について、ネットをしていると天からのメッセージが…
ナイロビ、ヴィントフック、ケープタウン、ブエノスといつも入れ違いで会っていたうっちゃんご夫婦が、バリローチェにいるとのことです。
しかも、ここより安くて施設がよく、気が利いていることに宿の住所まで教えてくれています。

次の日、無事再会し、観光し、おまけに夕食まで作ってくれました。
こちらのご夫婦、行く先々でマラソン大会やトレッキングに出るほどの走り屋、歩き好きです。

次はプエルト・モン。名物の海鮮を頂く予定です。

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汚ねぇ銅像だぜ。ここ、一応バリローチェの中心だろ。落書きする方もする方だが、ほったらかしにすんのもよくないぜ。


そんな銅像の前で、遠足に来たと思わしき学生たちの群れが。別れ際には「ありがとー」と日本語で言われた。こういうのって、気持ちいいっすね。アディオス。


多分5度目の再会となった、日本人夫婦パッカーと一緒にカンパナリオの丘っていうところへ観光に。この辺は「南米のスイス」とかいわれているそうな。よく「○○の××」とか比喩するけど、当たっているためしがないぜ。


あいやー、曇ってらっしゃるねぇ。山の頂には雪が残っている。低地の雪解けの水が池になったのかなー。


カワユイお家も見られる。


街は至って、ツーリスティック。


チョコレートが有名なんだとか。チョコとバリローチェのつながりがイマイチわからん。鎌倉の鳩サブレーみたいなもんかな。


「南米のロシア」の間違いじゃねーの?天気悪いし、薄ら寒いし、早く北上して暖かいところに行きたいな。