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2011/05/19

【オーストラリア】ケアンズ





そうそう、なぜわざわざアメリカからはるばるオーストラリアまで来たかというと、理由の一つは親類がケアンズに遊びに来ることとなり、ここで合流するためでした。

さすがに3000kmも北上したわけで、シドニーよりはだいぶ暖かいケアンズです。
今の時期は乾季で昼間は暑すぎず乾燥していて、夜間は涼しく快適です。

前回、卒業旅行で訪れたときはラフティング、乗馬、スカイダイビング、グレート・バリア・リーフのシュノーケリングと盛り沢山でした。
今回は、ケアンズまで来てくれる親類のために、フライト、ホテルをアレンジし、世界遺産の熱帯雨林、キュランダとミコマスケイという無人島へのクルージング&シュノーケリングのツアーに参加しました。

キュランダは日本人用のツアーに参加したので楽チンぽんなわけで、熱帯雨林を楽しんで頂けた様です。
ミコマスケイへのクルージングは生憎の空模様です。
私もシュノーケリングをしたのですが、10年前に比べるとかなりリーフが破壊(死滅)していました。
潜ってみると、カラフルだった珊瑚礁はほとんどみられず、茶色く変色していました。
熱帯魚などはかなりみられますが、リーフの状況が悪く、どうやら昨年のハリケーンと地球温暖化の影響が原因で、とても残念です。
ケアンズも10年前に比べると日本人の観光客もかなり減ってしまったとのことです。
こちらはリーフの状況だけが理由ではないと思いますが、ケアンズの景気もあまり良くなさそうでした。
とはいえ、久しぶりのゴージャスコンドミニアムと日本人に最適化されている街の滞在は快適そのものでした。

オーストラリアに来たもう一つの理由はここを経由してパプアニューギニアを訪れるためです。
そんなわけで、この旅もいよいよ最終章です。
だいぶ旅疲れが出てきましたが、久しぶりの後進国&秘境に気合が入る次第です。

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ツーリストしかいないケアンズの街。日本食ありシーフードありで、ツアーデスクでも日本語が通じてしまうし、チョー快適なんである。GWも終わったってことで、日本人はチラホラ見る程度っすね。

一発目は熱帯雨林をハマーで疾走するナイトツアーに参加した。参加者はなんと我々だけ。こちらはツアーに含まれているカンガルーへの餌付け。草食動物って実はパンが大好物らしい。

て両手で食べる姿がかわいいっしょ。

こいつが、軍で使用されていたハマーっす。ぐちゃぐちゃのオフロード&スロープを疾走する体験ツアーだ。驚いたのは馬力もさることながら、サスペンション利き具合だ。アフリカのオンボロバスだとガッツンガッツン尻に突き上げる振動を喰らうところだが、こいつだとなかなかクッションが利いていて乗り心地がよいんである。この後、ロッジでバーベキュー&キャンプファイヤーでマシュマロ炙りとマッタリで終了。


翌日は、キュランダツアーに参加した。この熱帯雨林は世界遺産っす。往路はキュランダ列車で優雅にジャングル鑑賞。この時期、ゴールデンウィークも終わったってことで、日本人は少ないと言われていたが、それでも参加者は20人くらいはいたかな。


きれいっすねー。

終着地には動物園があったり、土産屋があったりして、まさに先進国のツアーっすね。こいつはワラビー。


コアラのマーチ。抱っこして記念写真を撮れるが、うん千円もする。いい商売してんな。


お次はのこの水陸両用車でジャングル体験。


泥川の中をジャバジャバ入って行く。運転手のオーストラリア人は嫁さんが日本人ということで、日本人観光客に最適化されたボケや笑いを入れてくる。さすがやね。このあと、ビュッフェランチでビーフをガッツいたり、土産を物色したりとマッタリコース。


最後は全長7Kmのスカイレールで麓まで降りる。


熱帯雨林を上から見下ろすってなかなかいいっすね。しかもこのロープウェイ、その昔サトウキビ長者になった人、個人が観光向けに作ってやったとか。これ、普通に乗ると4000円くらいするんである。


真下!


麓が見えてきた。虹ぐくれちゃうぜ。


次の日は、ミコマスケイという無人島へのクルージング&シュノーケリングツアー。空模様がイマイチっす。今は乾季でそんなに暑くなく、いい時期だって言われてたのになー。


船に揺られること2時間半、ミコマスケイが見えてきた。ちっせー。しかも風が強いしちょっと寒いんだなぁ。


島の8割近くは鳥の繁殖用にロープが張ってあって、入れないんす。久しぶりのリーフ楽しみだわー。


あれ、10年前のカラフルでキレイなバリアリーフはいずこへ??雨が降ったので、少し水が濁るのは仕方ないが、このリーフは痛々しいな。アウターリーフとか他は行っていないのでなんともいえないが、珊瑚礁見るならやっぱエジプトのダハブ(紅海)が最高かも。


船の様子。こんな感じでケアンズのリゾートライフ終了。あー、最後はパプアニューギニアを選んだけど、情報少ないし治安も良くないって聞くし、ちょっと面倒そうだな。

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宿
Bellview Motel and Guest House
85 - 87 The Esplanade, Cairns

2011/05/13

【オーストラリア】シドニー



ニューヨークから約20時間をかけ、シドニーにやってきました。

シドニーは10年程前に、大学の卒業旅行で来たことがあります。
ということで、そんなに刺激的なことは期待していませんでしたが、10年前に比べると大分変わっていることもありました。

街そのものは相変わらずキレイな感じですが、街を歩く東洋人がかなり増えていて、物価も上がっています。
東洋人というのは中国人と韓国人で、白人そっち退けで街を闊歩しています。
物価もジュース1本約250円、タバコ1箱1500円となかなか貧乏旅行者には辛いところです。

観光は街散歩&ブルーマウンテンズ国立公園のみと大人しくしていました。
お次はケアンズ。
シドニーは寒いので暖かい所に早く逃げたいです。

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約十年ぶりのシドニー。あの頃は若かったわー。ここはダーリングハーバー。シドニーで一番賑わっている港の一つっすね。しかし、こんなに物価高かったかしら?ジュース一本200円以上すんだけど。


鉄板のオペラハウス。前回来たときはわけもわからず、クーラーガンガンで凍えながら最前列でオペラを見たっけな。でも、これが世界遺産って理解に苦しむわ。


餌をあげているおっさんにカモメ群がる。風呂に入っていないせいか体臭が…


アボリジニかな。この時期のシドニーは、私にとっては結構寒いんだが、大丈夫かしら?


シドニーに来て一番驚いたことと言えば中国人と韓国人の多さである。シドニーの中心部を歩いている人の半分は東洋人だ。10年前はこんなにいなかった。大抵、外国にいる中国人は中華料理屋や売店なんかをセコセコやっていて、ほとんど目立たない。


ところがどっこい、このシドニーにいる中国人は、中国本土と私が訪れた世界中にある中華街にいるどの中国人よりも活き活きとしていて、我が物顔で街を闊歩しているのである。日本人なぞ、シドニーの東洋人の中ではむしろマイノリティーなわけである。このフードコートもほとんどが中華料理で、しかもきれいで美味そうなんである。


もちろん韓国人も多い。どうやら留学生が多いらしく若手がほとんど。ワーキングホリデーでオーストラリアに来ている日本人もよく見かける。和・中・韓のレストランやショップなんかのバイト君なんだが、その様は日本でのそれとほとんど変わらない。しかも、客のほとんどが中韓人ときている。こんな環境、俺には耐えられないかも。


宿はかつて泊まった、南半球一の歓楽街と言われている安宿街、キングズクロス周辺に泊まったんだが、これが大失敗。なんとも寂れているし、ここにいるのは貧乏白痴欧米パッカーとダメオージーの溜まり場。むしろチャイナタウンの方が100倍活気があって面白い。ちょっと高いけどYHAをチョイスすべきたっだな。考えようによっては、ここが最もシドニー・ローカルと言えるのかもしれない。


いつものことではあるが、とにかく欧米パッカーはモノが多すぎて整理ができず、いつも取っ散らかっているんである。男女相部屋だったのだが、このベッド、女のっすよ。実態はまぁ、こんなもんである。


なんやかんや言いながらも、シドニーはきれいで平和な街なんである。ダーリングハーバーやシティの写真をいちいち紹介してもつまらんので、興味のある人はアルバムの方で見てやってくらさい。


だらしなく寝そべるカンガルー親子。せっかくシドニーまで来たのに、何もしないのもつまらないので、前回は訪れなかったブルーマウンテンズ国立公園ツアーに参加した。


ほー、きれいっすね。少しギアナ高地に似ている感じ。ユーカリの葉には油分が多く含まれていて、こいつが蒸発すると空がより青く見えるとか、見えないとか。


見たことない植物もチラホラ。


滝とかね。ツアーってこともあって、あんまりウロウロできないし、そもそも人が入れる場所が限られているのでサバイバルな感じは全くなし。アマゾンツアーとかギアナ高地ツアーが結構ガチだったから、物足りないな。


ゴンドラからブルーマウンテンズを見れるのだが結構な金を取る…しょーがねーな。


ゴンドラを待っていると一緒のツアーのタイ人ファミリーと仲良くなった。やっぱウマが会うのはアジア人っすね。中国人のせいで、オーストラリアでの東洋人の印象は下がっているだろうし。


この岩が「スリーシスターズ」っていう有名なスポット。このタイ人ファミリーは日本の大ファンで、ディズニーランドや京都にも訪れたって。「日本人はやさしいから好き。」とのコメントを頂きやした。


ユーカリの森。この時期、太陽の軌道が低いのでほとんど陽が差し込まないのでひんやり鬱蒼としている。


最後に鳥の餌付けサービス。こんな感じでシドニー終わり。お次はこれまた10年ぶりのケアンズ。楽しみじゃん。

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宿
Brado's Backpackers
34 - 36 Darlinghurst Rd, Kings Cross, Sydney