2010/03/13

【グルジア】トビリシ





これまでは仏教、イスラム教、ヒンドゥー教の国を旅してきましたが、グルジアで初のキリスト教国になります。
そろそろモスクにも飽き始めていたので、教会などが楽しみです。

首都トビリシに入って、お隣のアゼルバイジャンのバクーとは全く違う雰囲気に気付きました。
バクーはギラギラ明るくて儲かってる感がビシビシ感じられましたが、トビリシは暗く建物もかなり古いものばかりで辛気臭いです。
また、歩いている人もアゼルバイジャンやウズベキスタン同様、それなりに旧ソ連圏系ファッションで身を包んでいますが、ちと廃れている感が否めません。
それもそのはずで、つい最近までロシアとドンパチやらかしていたようで、街は疲弊気味です。

観光といえば旧市街地と古い教会です。
旧市街地はというと、大分ボロボロの建物と人気の少なさで暗い感じがしました。
教会では敬虔なクリスチャンが大勢お祈りをしていて、迂闊にカメラのシャッターを切れない雰囲気でしたが、イスラム教国が長かった私にとって新鮮でした。

どうやらトビリシは治安があまり良くないようです。
今も外で若者が騒いで廻りの連中に抑えられていました。

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アゼルバイジャンからグルジアに抜ける途中の風景。大カフカス山脈が連なっていてとてもきれい。


やたらと長い地下鉄のエスカレータ。途中で座り込む若者も多し。


旧市街地の通り。なんか人気も少なく活気がないので陰々滅滅としている。


補修くらいしろよなー。もはや廃屋じゃないか。


旧市街地にいた兄ちゃん達。


トビリシの周りには丘(山?)が多く、旧市街地が見渡せる。旧市街地の茶色い屋根はどうやら錆のようだ。うーん、この時期は中央アジア周辺は天気がイマイチ。桜か杏かわからないが、ぼちぼち花を付け始めているのがせめてもの救い。


ほい、この旅始まって以来のキリスト教国。グルジア正教っす。


そんで十字架。


まるでマグマ大使、とか言われてしまっている「グルジアの母」像。


ナリカラ城塞跡。ここからのトビリシの眺めは最高!天気さえ良ければ…


おお、ウズベキスタンのメドレセか?と思わせるトビリシ恒例のハマム。久しぶりにお湯に浸かれて幸せじゃ。そのあとはもちろん、ビールである!


新市街地の方はそこそここじゃれている。


土産屋もあるが観光客がいないじゃないかよっ!


やたらと多い、スロット屋。廃れちゃって仕事もなくてスロットで一稼ぎするしかなさそう。それにしても、グルジア文字はやたらとグネグネして読めないぞ。


補修中のメテヒ教会。


中では十字を切ったり、聖書を手に呟いていたり、説教を聞いたりしているクリスチャン達がいる。くしゃみとかしたら、皆こちらを睨みそうだ。気をつけよ…


うわ、尻顎じゃん!しかも変なもん持ってるし!

4 件のコメント:

  1. 中央アジアのことを調べていて偶然このブログに通りがかった者ですが、大丈夫でしょうか
    グルジアのテレビ局「イメディ」が13日夜にロシア軍侵攻の疑似ニュースで国内が大騒動になったと今日、日本で報道されていましたので...
    トルクメニスタンあたりの前の日付けのほうから楽しく読ませていただいていたので、最後の更新のところで12日にグルジアにいらっしゃるところまで読んでびっくりしました
    無事で元気でいらっしゃることを祈ってます

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  2. コメントを頂いて初めて報道のことを知りました。
    13日の昼にはアルメニアに抜けていましたが、知らずに滞在していたら危なかったかもしれません。
    ありがとうございます。

    トビリシしか行っていませんが、昼間は問題ないと思います。ただ、夜間の駅周辺は雰囲気悪いです。
    メテヒ教会周辺によさそうなGHがいくつか見かけたので、そちらに泊まった方が安心かもしれません。

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  3. 強運の持ち主でいらっしゃるようで!
    それも旅人の才能かもしれないですね~
    よかった、これからも楽しみに拝見させていただきます

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  4. ありがとうございます!
    そうですね、運がよかったのかもしれません。
    宿で会った日本人は前日にトルコに抜けていました。
    カフカスにも意外と旅行者がいたりします。

    たまにでも読んでいただければブログの書きがいがあります。
    よろしくおねがいいたします。

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