2011/03/22
【キューバ】トリニダー
世界遺産の街、トリニダーに来てみました。
街の様子から察するに、どうせボロバスにガタガタの道だろうと予想していましたが、意外にも最近中国から輸入したと思われる大型バスで道は広く舗装され、乗車率50パーセント以下にもかかわらず、定刻どおりに出発しました。
資本主義の採算重視満席のボロバスとは異なり、この辺は社会主義っぽいよさ表れているかもしれません。
しかしながら、バス代はキューバの諸物価を鑑みても結構お高いです。
外国資本はおろか、他国の街では当たり前のマーケットや広告看板、チェーン店の食堂やショップ、娯楽施設などは見かけません。
もちろんインターネットが可能な場所も限られており、一般市民はほとんどネット文化に触れていないようです。
また、携帯電話も所持している人はあまり見かけず、一般には浸透していないようです。
とはいえ、街で見かけるキューバ人は案外楽しそうにやっているし、生活も安定している印象で、乞食も見かけません。
また、服や雑貨、菓子など物資全般が少ないのですが、裏を返せば無駄が少なくゴミもあまり出ないのではと思われます。
大量生産大量消費社会に慣れた私の場合はその辺は不便で仕方ないのですが、キューバ人の家は貧乏国家ではなかなかお目にかかれないクーラー、冷蔵庫、テレビが完備されており調度品もキレイなので、家の中での生活は快適なのかもしれません。
キューバ人はほとんど英語を喋らないので詳しく社会の仕組みを聞くことはできませんが、反政府デモなどの不満が無いようなので、資本主義の我々から見ると奇異に感じることが多いですが、それなりに社会主義が機能しているといえるのかもしれません。
もっとも、ネット(検閲されているらしい)やテレビからの外部からの情報が制限されているので、国民は外国の実態を正確に把握できていないかもしれませんが。
上記のあたりは想像です。
街中を歩いていると、中国人をバカにする風潮が蔓延していると感じますが、中国の実力や、実はキューバの第2位の貿易相手が中国であることは知らないのかもしれません。
ちなみに「日本人ですが…」と返すと、「おぉ」と掌を返したように態度が変わります。
街の雰囲気はなかなかよいですが、相変わらずのスペイン植民地風です。
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世界遺産になっている旧市街地。石畳とカラフルな街並みがなかなかいいっす。街自体はちいさいよ。
道で演奏していた楽隊のおっちゃん達。
シブイっすね。
土産街には絵画もたくさん売っている。こちらは絵を描くおやじさん。
ゲバラTシャツもたくさんあるよ。
中心部にある市立博物館。あの塔に登ると街が見渡せるとのこと。
ということで登ってみた。天気がよくて気持ちいいっす。
街には、基本的にはスタンド型のまずいファストフードしかない。なので、観光客相手に小遣いを稼ぐため、家庭に招いて飯を出すパターンもある。街中にウロついている客引きについていって、昼飯を食ってみたが、量は少ないし味もイマイチ…。世界でもトップクラスのグルメである日本人が焼豚一枚で満足できると思ってんのか?あ?
家のドアに貼ってある民泊マーク。このマークのある家に泊まることができるんです。
小学校の前。カメラが気になる小学生。そういえば、カメラ屋もないしカメラ持っているキューバ人もいないし、珍しいのかな。
キューバでは白人と黒人、その混血が仲良く暮らしている。黒人の血が混じると、途端にスタイルが良くなるなー。おばちゃんはかなり太いけどね。
グアテマラから同行しているM君によると、サイドカー付バイクは日本の場合、二輪と普通自動車の両方の免許が必要とのこと。
場所:トリニダ, キューバ
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タカさんブログいいっすね!!
返信削除キューバいいなー。
まだ3人一緒ですか?
僕はあの後、色々あってタカハウス17泊しちゃいました。笑
今まだパナハッチェルです。えへへ。
17泊!ちょっと沈没しすぎじゃないw
返信削除K君とは途中でわかれて、キューバのあとカンクンであったよ。
M君とはずっと一緒。
メキシコのどこかで再会するかしら?