特に見所のなさそうなシウダー・ボリバルはカナイマから帰ってきて早々に夜行バスに乗り、ベネズエラの首都カラカスまで来ました。
一応、首都ってことで寄ってみた程度で、南米脱出計画は着々と進んでいるわけであります。
相変わらずベネズエラのバスは冷蔵庫状態で、寝袋を頭から被って、やっと寒さを凌げるレベルです。
地元民も毛布を持ち込んだりニット帽を被ったりと、外は熱帯で暑いのにもかかわらず、バスの中では防寒対策に勤しんでいました。
カラカスはというと、一言では言い尽くせない程のダメっぷり。
写真と共に疑似体験してくださいませ。
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南米で最悪に治安が悪いといわれているカラカス。どんなもんだろうよと立ち寄ってはみた。昼間は歩けるかなって感じ。こいつは国会議事堂だったかな。
とりあえず、旧市街地に来たものの、もやはギアナ高地で南米は満足してしまっている私、観光に関しては完全に腑抜け状態っす。これは、南米独立の父、ボリバールさんの生家っすね。
中は絵画や調度品が少し飾ってある程度。無料じゃなかったら入らなかったな。
ボリバールさん。っていうか、ベネズエラはこの人大好きなのかな?壁やらポスターにボリバールが結構登場してくる。そうそう、ここでエンジェルフォールズツアーで一緒だった、アルゼンチン人のおばあちゃん二人とばったり遭遇。お互い言葉が通じないんで、「あら、まぁ」ってな感じで、お互い顔を見合わせて終わっちゃったけど。
街はカート式アイス屋多し。
一国の首都にしては、まったくもってトホホな感じ。水道管が破裂して道路は水浸し状態。いかにも野暮ったい人間ばかりでチーノ、チーノ(中国人のこと)言ってくる。そのチーノに日本はGDP2位の座を43年ぶりに取られたんだぞ、わかってんのかバカチン。
少々語気が荒くなってしまった。丘の上にはランチョと言われる貧民街が広がっている。こりゃ、夜は歩けませんな。
新市街地で目立っていたビル。最上階まで上がれるという噂を聞いてやってきた。「すんません、エレベーターどこっすかね?」「いやー、今工事中であがれんのよ」と、工事の物まねをしておっさんが教えてくれた。なんだよ、このしみったれたビルは。
最もオサレな地域といわれるサバナ・グランデに来てみたが、私の予想を裏切らなかった。道路は全面工事中で、代わり映えのしないアパレルショップが並んでいるだけ…人もダメ、街もダメ、こりゃ南米一のダメ国家だ。
ストリートパフォーマンス。なかなか始まらないんで、さっさと立ち去ってしまった。
カラカスで日本食なんか開いた気さくな人でもいたのかしら?結構賑わっていたけど。もう観光いいや。屁こいてベネズエラ抜けちゃお。
お、デザインがかわってる!
返信削除あまりにも暇だったもので…
返信削除早く次に行きたいです。