2011/02/28

【ホンジュラス】コパン・ルイナス





サン・サルバドルは1泊で出て、ホンジュラスのコパン遺跡を目指します。

地図を見ると距離的に大したことなさそうだったので、1日で辿り着けるだろうと思っていましたが、目算があまかったようです。
朝、サン・サルバドルを出て昼過ぎにホンジュラスに入ることができましたが、山道だったので予想以上に時間がかかってしまいました。
目指すコパン・ルイナスへは、ラ・エントラダという街でバスを乗り換える必要があるのですが、そこに着いたのは夕方6時になってしまいました。
コパン・ルイナスまでもう一息でしたが、またしてもバスは終了してしまったとのことです。
私以外にもバスを逃した地元民がいたので、一緒に安宿を探しラ・エントラダで1泊することになりました。
はぁ、またしてもあと一歩及ばす…

翌朝その地元民達と朝一のバスに乗り、めでたくコパン・ルイナスに到着しました。
コパン・ルイナスは遺跡以外に見所はないので、ここでは宿泊せずにグアテマラに向かうことにします。

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やっと着いたぜコパン遺跡。中米ではまともな部類に入る遺跡らしいので、わざわざやってきたぜ。世界遺産っす。


入り口ではコンゴウインコがお出迎え。この色彩、目立つねぇ。


コパン遺跡は8世紀頃から発展したマヤ文明の遺跡だ。天文学とか数学に秀でていて高度な文明を持っていたそうな。しかしながら、9世紀ころ自滅?してしまったらしい。


こいつが恐らく最大の見所、神聖文字の階段。もち、まだ解読できていない。


こりゃ、解読できそうにないな…


遺跡は石組みで作られていて、神殿跡や天文台の跡がある。こいつは球戯場跡。斜めの所に向かい合うように座って、球を蹴り合っていたらしい。


王が優雅にその様子を見ているの図。


結構複雑な彫刻があったりする。実はコパン遺跡、台風とかで崩れた所の修復など日本が協力してやっているんだそうな。入り口に日本の国旗が入った碑が立っていた。ブログでもいくつか紹介したと思うが、日本って至る所で協力・援助している。その割にはありがたがられてないような気がするんだよな。こいつは日本のアピールが弱いからかもと思っていたが、こいつら見てると、先進国に援助されてあたりまえ、援助されるのをちっとも恥じることもない。そういった高尚な自尊心のない国民性のせいじゃないかと考えるようになった。ここでグダグダ言ってもしょうながいけどさ。


インカ文明系の造形とは違う気がする。


サル…かな?遺跡の規模もまあまあ大きいし、それなりにレリーフなんかも残っているので、訪れて損はないかも。


コパン・ルイナスの入り口。


ホンジュラスの親父さん達は、カウボーイハットがお好きのようだ。コパン・ルイナスの街はホテルとか旅行会社とかがあって、遺跡への拠点になっているが、人はのんびりしていて村みたいな感じ。遺跡も見終わったし、ここは直通ツーリストバスでサクッとグアテマラのアンティグアまで行くことにしよう。

2011/02/26

【エルサルバドル】サン・サルバドル





エルサルバドルの首都、サン・サルバドルを目指すべくレオンを後にしました。

はっきりいって、エルサルバドルには特に見所はありませんが、せっかくなので中米7カ国を制覇してやろう思い、寄ってみることにしました。
今回もローカルバスを乗り継いで行ったわけですが、サン・サルバドルまで後3時間の距離の街でバスがなくなってしまいました。
どうやら中米のバスの営業時間は朝5時~夕方5時までで、夜行は走っていないようです。
ぐぎぎぎ…ちょっとバス終了するの早くない??
しかたなく、サン・ミゲルという街のバスターミナル付近の安宿に泊まり、翌朝サン・サルバドルへ行きました。

中米のうち、中ほどにある3国(ニカラグア、エルサルバドル、ホンジュラス)は、他の中米諸国より貧乏で街がゴミだらけです。
サン・サルバドルもなかなか残念な感じの首都でした。

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ニカラグアからエルサルバドルへ行くには、ホンジュラスを経由しないといかんのです。国境にかかっていた橋に日本の国旗が。JAICAが架けてやったんだと思われる。橋の目の前で「チーノ」といわれた時は、どんだけこいつらアホなんかと思ったわ。げんなり…


ローカルバスだから、時間がかかる…人以外も運ぶしな。この回はおもちゃ大盛り、てんこ盛り。まぁ、安いからしょうながい。


エルサルバドルへ抜けるバスターミナル。兄ちゃんが嬉しそうにでかいイグアナ?を持っていた。「兄ちゃん、それ食べるの?」とジェスチャーしたら、「もちろんだぜ!」ってな感じで返ってきた。この後、目指していたエルサルバドルの首都サン・サルバドルまで到着できず。中米のバスは5,6時で終了してしまうんですわ。く、くそー、早い…。9時5時OLじゃねーんだからよ。というわけで、サン・ミゲルといかいう街で一泊しやした。


サン・ミゲルから3時間程で着いた、サン・サルバドル。お決まりのカテドラルからスタート。このカテドラルはちょっと変わっていて、正面に民族っぽい絵が描かれていた。


そのカテドラルの周りはガッツリとマーケットが取り囲んでいた。活気があってよろしいんだが、掘っ立小屋が古くて貧乏臭いんだよな。


ガンベルトが売られていた。内戦の時に銃が出回ったという噂。銀行の前にはショットガンを持ったセキュリティがいたりして、大丈夫なんかよって感じ。でも、人出はわんさかしているし、女子供もいるので、昼間は平気かも。


汚ねぇ。この辺りの国、ゴミ多し。


庶民のレベルは見届けたんで、お次は綺麗どころのショッピングモールに来て見た。新しい感じで、まずまずの活気。テナントもガッツリ入ってた。


吹き抜けのスペースには遊具が置いてあった。子供達はこのゴムでジャンプするヤツがお気に入りの様子できゃほきゃほとはしゃいでた。俺もやりたかったぜ…ってな感じで、エルサルバドル終わり。ときめきないっすねぇ。

2011/02/24

【ニカラグア】レオン





ローカルバスを使っているので、一気に距離を稼ぐことができません。

なので、とりあえずニカラグアのコロニアル都市、レオンに来ました。
グラナダと似ていますが、グラナダの方が整備されていてよさ気です。

午後に着いて、夕方少し観光した程度なので、今回は写真のコメント中心でいきます。

お次はエルサルバドルに入ります。

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中米で最強最悪に治安が悪いといわれているニカラグアの首都マナグア。ここはミニバスで華麗にスルーといこう。まぁ、ぱっと見はそんなにヤバそうじゃないけど、旅行者専門の窃盗団がいるとか。くだらないことしてないで、勉強しなはれ。


ミニバス乗りついで、サクッとレオンに到着。お決まりのカテドラルから行きますか。


レコレクシオン教会。この街、教会多いんすよ。もー、教会なんてどうでもいいや。


教会の前にいたおもしろいおっさん。異様にテンションが高くて、日本人とわかると「スキヤキ!」と叫びながら、「上を向いて歩こう」を熱唱。最後は合掌しながら十字を切るという、仏教とキリスト教をごちゃ混ぜにしたあいさつで終了。いやー、おもしろすぎ。ニカラグア、楽しすぎ。


なにやら中央の広場が騒然としている。防護服を着たアニキが噴霧器で枝に何かを掛けている様子。しばらく見ていると、黒い小さい物体が大量に地面に落ちてきた。おお、蜂の巣があったのか。ちゃんと処置しているところが驚きだ。


街をぶらつくと、歯医者が多いことに気がついた。ボリビアのスクレだったかな?あそこも異様に歯医者が多かったなぁ。これはどいういうノリなんだろ。ちなみに今泊まっている宿の名前も「クリニカ」。


ニカラグアに入ってからというもの、建物にペイントをしているのを見かけるようになった。いくつか紹介しよう。これは若者向け商店の前にあったペイント。なかなかナウいね。


これは学校の入り口にあったペイント。すっげー、楽しそう。


…わからない。


活火山を指差して女の子を誘う青年の図。こんな感じで、劇画チックなものから、ヤングチックなものまで幅広い。この先の中米の国々でもチェックしてみよう。


こいつは今日の夕飯。焼き魚はなかなか肉厚でシンプルな塩味。醤油かけたかったなー。米は少し芯が残っているが、南米でありがちだったボソボソとした食感のそれより遥かに美味。イモとニンジンの煮込みは、甘く煮てあって汁と米の絡み具合がなかなかよかった。トルティーヤはボロボロで不味い。もっちりとしたのを期待していたんだけど。全体的には満足。これで2.5ドル。


宿にいたインコ。名前はドーラ。2都市しか行ってないけど、ニカラグアの印象いいなー。

2011/02/23

【ニカラグア】グラナダ



サンタ・エレーナを朝6時発というエチオピア並のクレイジーな時間設定のバスに乗り、ニカラグアを目指しました。
途中、パンアメリカン・ハイウェイ上の道端で降ろされ、国境付近まで行くバスをつかまえます。
何度かバスの乗換えをした後、イミグレーションまで辿り着き、ニカラグアに入国し、ひとまずグラナダという街まできました。

中米ではTICAバスという、首都間をつなぐ国際バスが通っていますが、このようにバスを乗り継げば半額以下で移動することができます。

移動も疲れたので、とりあえずグラナダで1泊しましたが、意外にもきれいな旧市街地で気に入りました。
といっても、南米・中米お得意のコロニアル系ですが。

ニカラグア、物価も安いし人もなかなかいいし、居心地よろしいかもです。

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ホコ天になっている目抜き通り。観光客向けのレストランや安宿が並んでいて非常に立地がいい。物価もグッと下がって気が楽になったなー。


カテドラル…何回見たことやら。教会にお邪魔してみたら、あの塔の部分に登れるとのこと。


ガン、ゴーン。


おお、いいじゃないの。瓦の色が統一されていていかにも古都といった風情だ。そうそう、ここは元ニカラグアの首都だったんすよ。


中心にある広場には観光用馬車が闊歩する。


Hot★Dog


中心部から10分も歩けば、中米最大の湖、ニカラグア湖に出くわす。そんなに水はきれいじゃなかったけど、ニカラグアン地元民は泳いでいた。


グアダルーペ教会。街をぶらついて気づいたが、ニカラグア人ってなかなかいいヤツが多い。東洋人だからといってバカにするわけでもなく、珍しいからといって失礼なことをするわけでもなく、普通に親切に接してくるし、話しかけるとニコニコしている。こういう国民性っていいよな。


しかし、だ、コスタリカに比べると発展途上感は否めない。


うむ、なかなかいいじゃないのよ、ニカラグア。

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安宿情報
Hostel Oasis
Calle Entrada 109

2011/02/22

【コスタリカ】サンタ・エレーナ





コスタリカといえば、ネイチャーということで、モンテベルデ自然公園に来ました。

ここは熱帯雲霧林という熱帯雨林とは異なる植生ということで、どんなもんかと思い訪れてみました。
基本的には自然保護区の散策、ターザンなどのアクティビティ、カエルや蝶などの動物園訪問といった、結構易しめな感じです。
人気のある観光地のようで、ただでさえ物価の高いコスタリカにもかかわらず、さらにモノが高いです。

そんなわけで、1泊で次の街に移動します。
お次はニカラグアです。

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モンテベルデ自然保護区への拠点となる街、サンタ・エレーナに着いた。「MUSASHI」!こりゃ、びびったわ。窓からちらっと覗いてみると、カウンターに日本酒が置いてあったりして本格的。でも、今は閉店している様子。多分だけど、日本人経営だな。


意外と年代物のバス。っていうのも、中米を縦断しているバスは南米のそれと同じくデラックスだからだ。こいつで自然保護区まで20分程。


保護区の入り口にいたハナグマ。こいつはイグアスの滝でも見れまっせ。


モンテベルデ自然保護区は熱帯雲霧林と呼ばれる珍しい植生なんだそうだ。英語で「Tropical Cloud Forest」。熱帯だけど、少し標高が高いので涼しい。


中はジャングルみたいな感じでトレイルが設けられている。鬱蒼とした木々が気持ちいい。


…ここまで動物や昆虫に出会わず。これ、トレッキングというより森林浴だな。どうやら、アマゾンとかギアナ高地のようにガチなノリではなく、まったりな感じ。


展望台からの様子。ジャングルっていうと、平坦な地形が多いけど、ここは山にもっさりと植物が茂っていて、なかなか爽快な眺めだ。


ここらのアクティビティはジャングルでターザンをしたり、バンジーみたいなことをするのが定番らしいが、どうも気が進まないんである。絶叫系はビクトリアの滝でやった方が迫力あるしね。


顔の近くを通ると、ブーンって羽音がするんですよ。


雲霧林の夕焼け。これからナイトウォーク・ツアーに行ってきマッシュ!


アマゾンツアーでもそうだったが、動物達は昼間よりむしろ夜の方が活動的なのだ。昼間は全然見かけなかったので、ナイト・ツアーに参加してみた。


おお、いきなりアライグマの家族が。歩き始めて5分も経ってねーぞ。ガイドのエルビス(だったかな)もなかなか動物の発見は上手だし、動物の説明も詳しい。


犬のような獰猛そうな口を持つ動物。名前は忘れた。


土に穴を掘って待ち構えているタランチュラ。アマゾンで見たヤツの方がでかくて毛がモサモサしてたな。


棘があるから気をつけろ!といわれた植物。その他、中型の哺乳類を2,3種類見れたかな。木から木に飛び移ったり、遠すぎたりして写真には収められなかったけど、そこそこ満足。

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安宿情報
HOSTEL Montelena
Santa Elena Main Street | Monteverde, Santa Elena, Costa Rica