サン・サルバドルは1泊で出て、ホンジュラスのコパン遺跡を目指します。
地図を見ると距離的に大したことなさそうだったので、1日で辿り着けるだろうと思っていましたが、目算があまかったようです。
朝、サン・サルバドルを出て昼過ぎにホンジュラスに入ることができましたが、山道だったので予想以上に時間がかかってしまいました。
目指すコパン・ルイナスへは、ラ・エントラダという街でバスを乗り換える必要があるのですが、そこに着いたのは夕方6時になってしまいました。
コパン・ルイナスまでもう一息でしたが、またしてもバスは終了してしまったとのことです。
私以外にもバスを逃した地元民がいたので、一緒に安宿を探しラ・エントラダで1泊することになりました。
はぁ、またしてもあと一歩及ばす…
翌朝その地元民達と朝一のバスに乗り、めでたくコパン・ルイナスに到着しました。
コパン・ルイナスは遺跡以外に見所はないので、ここでは宿泊せずにグアテマラに向かうことにします。
--
やっと着いたぜコパン遺跡。中米ではまともな部類に入る遺跡らしいので、わざわざやってきたぜ。世界遺産っす。
入り口ではコンゴウインコがお出迎え。この色彩、目立つねぇ。
コパン遺跡は8世紀頃から発展したマヤ文明の遺跡だ。天文学とか数学に秀でていて高度な文明を持っていたそうな。しかしながら、9世紀ころ自滅?してしまったらしい。
こいつが恐らく最大の見所、神聖文字の階段。もち、まだ解読できていない。
こりゃ、解読できそうにないな…
遺跡は石組みで作られていて、神殿跡や天文台の跡がある。こいつは球戯場跡。斜めの所に向かい合うように座って、球を蹴り合っていたらしい。
王が優雅にその様子を見ているの図。
結構複雑な彫刻があったりする。実はコパン遺跡、台風とかで崩れた所の修復など日本が協力してやっているんだそうな。入り口に日本の国旗が入った碑が立っていた。ブログでもいくつか紹介したと思うが、日本って至る所で協力・援助している。その割にはありがたがられてないような気がするんだよな。こいつは日本のアピールが弱いからかもと思っていたが、こいつら見てると、先進国に援助されてあたりまえ、援助されるのをちっとも恥じることもない。そういった高尚な自尊心のない国民性のせいじゃないかと考えるようになった。ここでグダグダ言ってもしょうながいけどさ。
インカ文明系の造形とは違う気がする。
サル…かな?遺跡の規模もまあまあ大きいし、それなりにレリーフなんかも残っているので、訪れて損はないかも。
コパン・ルイナスの入り口。
ホンジュラスの親父さん達は、カウボーイハットがお好きのようだ。コパン・ルイナスの街はホテルとか旅行会社とかがあって、遺跡への拠点になっているが、人はのんびりしていて村みたいな感じ。遺跡も見終わったし、ここは直通ツーリストバスでサクッとグアテマラのアンティグアまで行くことにしよう。