2010/03/18

【アルメニア】エレヴァン





昨日、春一番のような暖かい強風が吹き荒れ、どんよりしていた天気が快晴になりました。

ビザの取得待ちでエレヴァンに滞在しています。
街はトビリシと比べると奇麗で、とくに建物に薄茶色(ピンクっぽい)の石が使われている所が目を惹きます。
また、桜(たぶん)がたくさん植わっており、満開の桜並木を見ると、たまさか日本の春が訪れたようです。

これまで旧ソ連圏を旅して来ましたが、どうも面白みに欠けるというか刺激が足りないという気がしていましたが、どうやらこの辺りの人々はつまらないからだ、思うようになりました。
一見ヨーロッパ風で彼らもヨーロッパの一員であると自認しているようですが、カルチャーは旧ソ連のままでは?と思います。
男性は皆、黒いジャンパー黒いパンツに黒い皮靴、女性もブーツの中にジーンズを入れ込み黒いジャケットと皆同じ格好をしており、多様性がありません。
食堂や商店でも社会主義的な無愛想な対応でそっけない感じがします。
また、多くの日本人旅行者が感じていると思われますがアジア人蔑視の傾向があるのでは?とも感じられ、マイナー国家のこれらの国で驚きました。
あちらは英語が喋れず、こちらはロシア語が喋れず、ほとんどコミュニケーションが取れないのもつまらない要因かもしれません。

観光は世界遺産のエチミアジン大聖堂に行ってきました。
こちらはイエスを刺したロンギヌスの槍とノアの方舟の破片と言われているものが展示されており有名です。

明日、なかなかビザをゲットできなかったイランに移動します。
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グルジアからの国境。アルメニアに入ってから山越えをするのだが、山に木がない!草だけの山は初めて見た。なぜだ?そんなに寒くないと思うが…


エレヴァンの建物は薄茶色の斑模様の壁が多い。


バザール付近を歩いていると棺桶屋なんかもあったりする。


共産圏ではご用達の皮靴!君たちいつも履いていて蒸れないか?


こ、これはチョウザメ?キャビアを孕んでいるのかい?答えてくれー!


ぷらぷら歩いていたら突如現れた教会。


クリスチャンでもないただの旅行者のために写真に協力いただいた尼僧の方。どーも、すみません!


旧共産圏で度々みられる遊園地。まぁ、デパートの屋上にあるレベルと同じだ。富士急ハイランドとか連れて行ったら、楽しすぎて気が狂っちゃうかもね。


街の中心である共和国広場。こちらも薄茶色の石を使っている。


そして時計塔。


アルメニア正教の総本山、エチミアジン大聖堂。ここにノアの方舟の破片とイエスを刺したロンギヌスの槍が納められているという。


中は厳粛な雰囲気で、信者たちがローソクに火を灯していたりお祈りをしたりしていた。


どれがノアの箱舟の破片なのかわからず、係員に聞いてしまった。十字架の後ろの木片がそうらしい。へー、へー(棒読み)


そしてこいつがロンギヌスの槍だ。冬月、槍を使え…


大虐殺博物館のモニュメント。アルメニア人はかつてトルコ人に大量虐殺された経緯があるらしい。


そういった事情とか周辺国との民族問題等の複雑な事情のため、トルコ・アゼルバイジャンとの国境は解放されていないのだ。


奇声をあげていた若者。蔑視するのは一向に構わんが、わけわかってないと、こんな弱小国家、そのうちまとめて漢民族に食われちまうぞ。


路上で絵が売られていた。おっ、芸術とか盛んなのかなーなんて思った。


が、そうでもないようだ…。兜とか盾より服が先だろっ!!


も、漏れそうだ!

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