2010/12/23
【ペルー】プーノ
ペルーに来ていきなりボラれました。
バスターミナルに着くなり、おっさんが話しかけてきました。
「アミーゴ、ティティカカ湖のツアーに行くかい?それともバスチケット買うのかい?」
「いや、とりあえずプーノの地図欲しいんだけど」
「おーおー、こっちにあるから来いよ」
といった感じで、のこのこと付いていったのが間違いでした。
ターミナル内の旅行会社のデスクでツアーやバスの値段を説明してきます。
とりあえずバスチケットについてはガイドブックに載っている値段と変わらなかったで、そのおっさんに頼んでみることにしました。
いつもならば、自分でチケット売り場まで行って買うようにしているのですが、この時ばかりはボリビアやパラグアイのノリでお願いしたのが間違えでした。
そのままタクシーでホテルまで行きフロントに着くと、日本語で張り紙がしてありました。
(バスターミナルの客引きはインチキなので注意されたし!)
「ぷっ!マジっすか。」
ここは日本人がよく利用しているホテルで情報ノートもありました。
フロントのおねえちゃんに事のあらましを告げると、
「そりゃ、高いねぇ。かなりマージンとられてるよ…」
こんな簡単なぼったくりワザを見抜けなかったとは…これまでの南米の国ではなかったことなので、油断していたようです。
普通にチケットオフィスで買えば半額程度です。
というわけで、おっさんから無意味なマージン分を取り返すべく、荷物を置いたその足でバスターミナルに引き返すことにしました。
バスターミナルに戻り探してみましたが、そのはおっさんは既に昼食に出ているとのこと。
おっさんの友人というおっさんに、事情を説明しておきました。
再度出直すと、おっさんは私を待っていました。
「アミーゴ、事情は友人から聞いたよ。話をしよう」
「おい、ぼったくり分返せや」
といった感じで、とりあえず返してもらいました。
よくよく定価を調べてみると、代理店や本店など買う場所や人によってマチマチなようです。
ペルーは久しぶりに、旅行者目当てのウザい系の輩が多そうです。
ティティカカ湖のウロス島ツアーはなかなかよかったです。
トトラという葦のような植物で作られた浮島に訪れ、島の生活を見るといった内容です。
ボリビアと異なり、ガッチリ観光地化されていました。
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プーノにあるティティカカ湖の桟橋。これからウロス島という、葦のような植物で作られている浮島へGO。
ボートはコパカバーナの船よりずっとよい。やっぱペルーの方が発展している感じだ。湖面に出ているこの植物で島を作っているのかしら?
おぉっ、島が見えてきた。
浮島はトトラと呼ばれる葦の様な植物で作られており、家もこの植物で作られているとのこと。島が流されないように杭が打ってあって湖底に固定されている。歩くと弾力があって気持ちよい。
浮島のミニチュアモデル。島にはちゃんとガイドがいて詳しい説明をしてくれる。ちなみにこのトトラ、食えます。シャリシャリとした食感で、ほぼ無味だった。
土産物も充実。完全に観光地化されている。ボリビアのまったり感はなくなって、ペルーはなかなか商売っ気があるようだ。
見晴らし台からの様子。こんなとこに住むようになったのは、スペインが征服してきたときに陸地から湖の上に逃げてきたからだそうだ。ちなみに火気厳禁ですよ。
トトラで作られたこの船で、次の島へと移動。でもこの船だけは別料金ですわよ。
島の女衆から、歌と見送りを受けた。
チンタラチンタラ…
次の島も同じ感じでした。この辺でプーノは終わりっす。
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※宿
Manco Capac Inn
Jr.tacna 277 Puno
場所:プーノ, ペルー
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