2010/12/09

【ボリビア】スクレ



またまた、バスにやられました。
16時間ほどで着くはずのスクレに20時間以上かかりました。
途中で何度もバスが故障して立ち往生します。
深夜に山道で4時間も修理にかかっていた時は、さすがに皆諦めモードで爆睡していました。

さらには満席の状態のバスに途中から客がわんさか乗ってきます。
夜行なのにどうるんだ?と思っていると、通路に布を敷いて横たわり始め足の踏み場もない有様です。

おまけに、私の隣には親子が座っていて、泣くわ、飯をぶちまけるわ、蹴りを入れられるわでてんやわんや状態です。
挙句の果てには、ピンク色した砂糖菓子を私のズボンに付けられベタベタになる始末。私の一張羅が…
この親子、見てくれも貧しい感じで、一応「ゴメンね。ゴメンね」と言ってくるので、ムキになって怒るわけにもいかず、ひたすら絶えて寝るしかありませんでした。

愚痴はこの辺にしておいて、スクレという街は久しぶりにときめいた旧市街地でした。
アンデスの山々に囲まれ、建物は白の漆喰、インディヘナのおばちゃんと南米らしい雰囲気です。

--

宿の前。建物は赤茶色の屋根に白壁と、久しぶりに「おおっ」と言わせるような旧市街地に来たぜ。スクレの街は世界遺産だよ。


スペイン独立時の都で、ここで独立宣言があった「自由の家」。大きさは屋敷程度っす。


この人、ボリバールというエライ人(多分)。よってもって、ボリビアになったというわけ。


街、綺麗なんだけどさ、細い道に車がガツガツ通るから、せわしないんだよな。中心部くらいホコ天にしようぜ。


じゃー


さらにこの街、教会が多い。サン・フランシスコ教会。


たまには有益な旅情報を提供しよう。このラ・メルセー教会はなんの変哲もなく、ガイドブックには小さく載っているだけだ。


中の装飾もなかなか綺麗。だが、それだけではない。


教会の屋上に行けてしまうのだ。ここからスクレの街を一望できる。しかも観光客は私しかいなかったし、意外と穴場かも。


案内してくれた女の子。石原裕次郎に通じるものがある。


誰もいない石畳の路地。なかなか風情がありまする。


暇だったんで、織物博物館に来てみた。


インディヘナの各民族の衣装が見られるよ。


機を織るおばさん。どこか哀愁を感じさせる背中。


こ、こりゃないっしょ。


写真はいっぱい撮ってアップしたけど、ちょっと面倒臭くなってきたので、今日はこんなところです…アチョー!

0 件のコメント:

コメントを投稿