2009/09/09

【中国】桂林





のんびり、ぐだぐだしてリフレッシュした香港に後ろ髪を惹かれつつ、旅を再開しました。

中国本土へは、一度シンセンのイミグレーションを通り、列車を乗り換える必要があるのですが、私の見積もりがあまかったせいで、バックパックを背負ったまま猛烈にダッシュする羽目になりました。
香港からシンセンへは地下鉄を乗り換えれば簡単にいけるのですが、こいつが予想以上に距離があり、時間を食ってしまいました。
列車の出発10分前でようやく、シンセン駅に到着、同じ中国なのになぜかイミグレーションでスタンプを貰わなければならず、「たのむ、早く押してくれ!」と入国管理官をどやして、中国本土向けの駅までダッシュ、すでにプラットフォームには誰もいません。
ダメか!?と一瞬頭をよぎりましたが、幸いドアが開いていたので、飛び乗りました。
自分のコンパートメントの前で、ひーひー言っていたら、中国人に苦笑される始末です。

ともあれ、無事に着いた桂林ですが、意外と大都市で驚きました。
桂林市街地も奇岩がたくさん、というよりか奇岩の中に街があるといった感じで、観光客も大勢いました。
ここの目玉は陽朔という街までの、漓江下りです。
バスで川の近くまで行って、筏を貸切ることができます。
こいつは、よく写真や山水画で見る景色で、川と奇岩を楽しむことができました。
途中、牛が川にどっぷり浸かっていたりと、のどかな風景が広がります。

陽朔は小さい街ですが、こちらもツーリスティックに整備されており、日本人旅行者から評判のよかった、一昔前のローカルな雰囲気はだいぶ薄れてしまっています。
桂林よりは落ち着いているので、滞在するならこちらがお勧めです。

--

レンタルサイクルで廻った奇岩の街、桂林。杉湖双塔です。う~あっつい。


桂林の街並み。岩の間に街があるって感じだ。


恒例の漓江下り。筏で陽朔という街まで行く。ドイツ人とフランス人の2カップルと同乗した。おじゃましまーす!


ご覧の通り、岩山だらけ。


岸にはたくさんの水牛がいて川にどっぷり浸かったりして涼んでいた。のどかじゃのう。


西洋人お気に入りの観光スポットである陽朔。こちらもだいぶ観光地化されている。バーやらレストランやら乱立していて、かつてののどかな面影は残っていないという。


路上で笛を吹いていた兄さん。CDとかもだしてるみたいでなかなか上手かったぞ。


シルクの土産屋。


都会の桂林より田舎っぽい陽朔の方が確かに落ち着くなぁ。


ユースホステルの近くで遊んでいた子供。まともな漢民族に育つことを祈願する。

--
※宿
桂林花满楼国际青年旅舍
广西省中山南路尚智巷6号2栋

0 件のコメント:

コメントを投稿