2010/11/27
【アルゼンチン】メンドーサ
メンドーサは南米最高峰アコンカグアへの拠点となる街です。
とはいえ、街はちらほら旅行会社とかアウトドア用品店が見られるだけで、ごく普通の中規模の都市といった感じです。
バスターミナル近くの宿が激安と聞いて行ってみると、イスラエル人旅行グループが大量に押し寄せていました。
イスラエルでは18歳になると徴兵に取られ、3年間の軍隊生活終了後、皆海外旅行に出かけるようです。
パタゴニアでもよくみられましたが、よほど軍隊生活がつまらなかったのか、皆さん素行がずいぶんやんちゃで評判はあまりよくありません。
「おー、日本人か。なぁ、サムライって日本か中国かどっちなの?」
はい、出ました、時代錯誤、頭の悪いお決まりの愚問です。
アフリカ人はよく日本人を見てカンフーの物まねをしていました。
「あぁ、日本だけど」
「そっかー、忍者もか?おーそうか。じゃぁ、中国は何なんだ?」
めんどくせー、何だそのトンチキな質問は?
「カンフーじゃねーの」
「なるほどね」
「…」
このイスラエル人のアジアの認知度はアフリカ人レベルでした。
悪気はないんでしょうけど。
イグアスの滝を目指すべく、一旦コルドバという街を目指します。
ぼちぼちアルゼンチン出たいなぁ。
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蛇のようにのたうつ道。サンティアゴ、メンドーサ間の移動はアンデス越えだ。険しい山々が窓の外を流れる。
席からだと正面からのショットが撮りずらいんである。ここはいっちょ、助手席にお邪魔してシーニックな眺めを堪能させていただくとするか。この人、運転手さん。お疲れ様です。
これこれ!急斜面、岩肌剥き出しのアンデス山脈。
またしても国境越え。チリとアルゼンチン、俺は一体何往復したんだ?パスポートはスタンプだらけになっちまったよ。
メンドーサに宿を取って、次の日南米最高峰アコンカグアを仰ぎ見るべく、再び国境付近までやってきた。ここまで3時間以上かかるんですわ。しかし、誰もいねー。
昨日通ったイミグレーションの裏からトレッキングルートが延びている。おおっ、アコンカグアがチラッと見えた。ホント、なぜ誰もいない?
俺もリッチ・ガイならキャッキャ言いながら、ヘリで空中散歩したいです。
雲一つない快晴だ。白く雪を被っているあいつがアコンカグア。
アップでどうぞ。
6962m。たまにはトレッキングもいいもんだな、うん。
翌日は夜行バスの時間まで暇だったので、メンドーサの街を歩いてみた。はっきりいって、アルゼンチン、チリの街はどこも似ていて特段面白味はない。
サン・マルティン公園というでかい公園に行ってみた。昼下がり日差しが出ていて、結構暑いっす。そろそろシエスタ(昼休み)の時間だなー。俺もエネルギー補充しないとなー。
つーわけで、ビール頂き。アンデス・ビールっすよ。グビグビ…うめっ。
ガソリン満タンにしたところで、園内にあるグローリアの丘に登ってみる。特別眺めがいわけでもないなー。
こんな感じでメンドーサ終了。そろそろアルゼンチンにも飽きてきたなー。後はイグアスの滝を見に行くだけだ。
場所:メンドーサ, アルゼンチン
ラベル:
A04 南アメリカ,
B13 南アメリカ,
C60 アルゼンチン
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