2011/07/17

まとめ -南アメリカ篇-

2年ぶりに日本の美容室で髪を切りました。
ご近所の美容室でしたが、手際の良さやスキルは流石で、やはり安心感が違います。
基本的に自分で切っていましたが、パキスタンではおばちゃんパーマになってしまい、イランで切ってもらったときは梳いたりしないのでまんまの角刈りになり、ボリビアで染めたときは明るくなり過ぎたりと、最初から期待値を下げておく必要がありましたが、日本では大外しすることはないので適当にお任せできてしまいます。

この旅の持ち物やビザ情報などなどを「旅の知識」にまとめました。

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この旅のスタンプが詰まっているパスポート。腹巻に入れていたので2年分の汗を吸っているだろう。こいつそんじょそこらのパスポートじゃないぜ。


見よこの分厚さ!増補40ページ+ICチップ+ビザでこんな厚みになってしまった。


結局、標準ページ分の50ページは使い果たし、増補ページの9ページまでいった。これでも、ちゃんと詰めてスタンプ押してもらったんすよ。いちいち言わないと入国管理官は適当なページに押すからね。

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南アメリカは114日間、8ヶ国を訪れました。
南アフリカのケープタウンからブエノスアイレスに飛び、大陸を時計回りに約3/4周してコロンビアからパナマに飛びました。



より大きな地図で 南アメリカ を表示

南米は旅行者からの評判がすこぶる良く、見所もたくさんあると聞いていたので、楽しみにしていました。

アフリカから来ると、アルゼンチンはかなり都会でモノもサービスもよくて快適でした。
ブエノスアイレスから一先ず、大陸最南端を目指し南下していきました。
その後、チリとアルゼンチンを行ったり来たりしながら、北上しました。
バスはデラックスだし牛肉・ワインが安いし、旅がしやすいです。
最南端の都市ウシュアイア、ペリトモレノ氷河、イグアスの滝などなど見所満載でした。


アルゼンチン・タンゴ!他の南米諸国と違って、アルゼンチンは白人が多い。


チリはそれほど見所が多くなく、ウシュアイアから北上するついでに立ち寄った程度でした。
心残りは有名なフィッツロイのトレッキングをパスしたことくらいです。
発展具合はアルゼンチンと同じくらいです。
一番印象に残っているのは、イースター島です。
1週間のんびりしたのもありますが、あのモアイ、ポリネシアンな雰囲気、海鮮がよかったです。


イースター島は日本人に大人気!サーフィンもできるぞ。


パラグアイではイグアス市にある日本人移住地区を訪れました。
自国の移民に触れるよい機会になりました。
おまけに、美味い日本食にもありつけました。


移住地区では日本の文化も育まれているぞ。久しぶりに日本に帰ってきた感じを味わったぜ。


南米最貧国、ボリビアに入りました。
高地にあるので空気がかなり薄く、世界最高所の都市ポトシでは1日ダウンしました。
ここは、先住民族のインディヘナの文化が濃く残っており、南米に来たなー、といった感じでした。
見所も多く、ウユニ塩湖やポトシの鉱山、チチカカ湖を訪れました。


最初見たときはショッキングだったわー。だって、おばちゃんでも三つ編みにフリフリスカートだぜっ。


チチカカ湖を経由してペルーに入りました。
ここも見所盛り沢山です。
ナスカの地上絵、クスコ旧市街地、マチュピチュ遺跡等を訪れました。
ボリビアより発展しているし、物価も小慣れているので旅はし易かったです。


マチュピチュは間違いなくSランクだ。ワイナポトシにも登ったよ。

ペルーから北上してエクアドルに入りました。
せっかく南米に来ているということで、アマゾンツアーに参加しました。
南米の西側の都市はほとんどアンデス山系にあるので冷涼で空気が薄いのですが、久しぶりに気温と湿度の高いジャングルを味わいました。


サソリ!ジャングルはなかなか怖いっすよ。


コロンビアは麻薬関連で少し治安が悪い感じがしました。
これといって目ぼしいアクティビティはありませんでしたが、カルタヘナの旧市街地はなかなか良かったです。


バスで一緒になったおっちゃん。ハットとポンチョがイカしてるぜ。

南米最後のアクティビティ、エンジェル・フォールズを訪れるべく、ベネズエラに来ました。
エンジェル・フォールズのあるカナイマ国立公園は素晴らしい自然で、わざわざここまで来て良かったなと思えましたが、首都カラカスの治安は南米一悪く居心地のよい所ではありませんでした。
再度、コロンビアに戻りカルタヘナからパナマへ飛び、南米の旅は終わりました。


エンジェル・フォールズ!南米って自然の見所が多いねー。こりゃ人気あるのも頷けるわ。


色々迷ったのですが、結局ブラジル、ウルグアイ、ギアナ3国(ガイアナ、スリナム、仏領ギニア)には訪れませんでした。
アフリカに比べるとバス・道路の質は格段に上がりファシリティは問題ないのですが、如何せん広大な南米大陸を1周するには半年は必要で、特にブラジルは物価が高いのでそれなりの予算を確保しなければならなかったからです。
世界一周に拘らければ、1年かけて隅々まで回るのもよいと思います。
とはいえ、充実した旅生活が送れたので満足です。
イースター島は当初は予定にありませんでしたが、リマ-イースター島が就航するということで、かなりお安くチケットを手に入れることができたので、訪れることにしました。

南米はスリやケチャップ強盗などの軽犯罪が多いと聞いていましたが、幸い無事に済みました。
唯一、チリのプエルト・モンの食堂で食べたクラントという名物料理に当たり、(多分)腸炎ビブリオを発病し熱と全身の痒みに煩わされました。

自然の見どころは多くて満足したのですが、何処に行ってもスペインのコロニアルスタイルで、程度の差はあれ街の造りや旧市街地は大体似ているので、結構飽きてしまいました。
国ごとの文化や言語の変化はやはり歴史のあるアジアが優っていると思います。

お次は、北アメリカ篇です。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。南アメリカ方面は一度も行ったことがないので、大変興味深く写真や旅行記を見せていただきました。世界中を旅されているのですね。

    私は、北のヴェネツィアといわれるロシアでも最も美しい町といわれるサンクト・ペテルブルグの写真をブログにのせました。町の雰囲気が感じられる写真を選びましたので、是非見てください。

    よろしかったらブログになんでも結構ですので、コメントをいただけると感謝致します。

    これからしばらく、す少しづつロシアの写真を掲載しますので、よろしかったら時々みて下さい。

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  2. >dezire さん

    はじめまして。コメントありがとうございます。
    サンクト・ペテルブルグは私も行きました。
    写真きれいですね。

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