
遡ることウズベキスタン入国日になりますが、ほとんどイメージがなかったこの国にちょっと感動しました。
道は広いしきれいだし建物はヨーロッパ風(というか、ソ連風)で、排気ガスで薄汚れた建物の多い南アジアとは随分趣が違います。
街はロシア系、ウズベク系、タジク系と様々な人種の人が歩いています。
外国人に興味津々で堪えきれない南アジア人とは異なり、みなさん普通じゃありませんか。
それに街にメンズしかいない国から来たので、女性が現代的なファッションで普通に歩いているのに少し驚いてしまいました。
部屋の中は温水が循環していて暖かいし、パンやプロフ(ピラフみたいな炊き込みご飯)も美味しく快適です。
しかし、警察が多いです。特に地下鉄とバザールには30mおきに立っていますがもちろん外国人の味方ではありません。だべっているだけで暇そう。。
タシケントの大使館めぐりはひと段落しました。
最難関と目されていたトルクメニスタンビザはあっけなくゲットできましたが、イランビザはウズベキスタンの滞在日数の関係で時間切れになり諦めました。
そうなるとトルクメで立ち往生になってしまうので、慌ててアゼルバイジャン大使館に駆けつけて事情を話しビザを即日発行してもらうことにしました。
やっとこさタシケント観光ができます。
それにしても食事と言えばマトンがメインなので、部屋の中、バスの中などそこかしこがマトン臭いです。
食傷気味です。
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タシケントの中心部、ティムール広場。
街中のモスク。パキスタンほど戒律は厳しくないが、中央アジア諸国もイスラム教っす。
メドレセかな。
やたらと多い警官。警官は旅行者にとっては恐れるべき存在。暇があるとパスポートチェックだの、レギストラーツィア(宿が発行する滞在証明)見せろだの言って、挙句の果てには金を巻き上げようとする。この辺りは未だに旧ソ連っぽくて赤臭いな。ほれ、駄弁ってないで公務に励みなされっ!
バザールで飯食ってたアニキ。
ナン、ナン、ナン…おばちゃん!びっくりさせないで。
100ドルで1000スム札が約200枚。札ビンタができるのはちょっと優越だけど、かさばるのでデノミして欲しいぞ。
旅人泣かせのトルクメニスタン大使館。外見はキレイだが、中の役人と整列係の兄ちゃんは最低だった。トルクメニスタン…先が思いやられるぜ。
戦後、日本人捕虜が建てたナヴォイ・オペラ・バレエ劇場。
バレエを生まれて初めて見に行った。簡単に言うとさらわれた姫を王子が助けるというストーリ。多分。うわ、超軽やか!
凛々しいぞ!
食堂で食ったマントゥ。なかなか美味かったが、マトンってのがねぇ。豚でいいじゃんよ。