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2011/07/05

まとめ -アフリカ篇-

相変わらずのんびりしていますが、ぼちぼち就活しないとな、と思っているこの頃です。

この旅での移動距離を算出してみました。
移動事情も含め、「旅の統計」にまとめました。

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この旅で余ったコインが大量。せっかくなんで、磨いて整理してみた。


一部紹介。こいつはエジプトの1エジプト・ポンド。ツタンカーメンが描かれていて、エジプトらしいコイン。


お次は、キューバの3キューバ・ペソ。紙幣同様チェ・ゲバラが描かれている。ハバナでは土産として道で売られていて、流通量は少ないみたい。地方の街に行って、売店のおっちゃんに尋ねてみると手に入りやすいかも。


おなじみ自由の女神。1USドルのコインすよ。紙幣が一般的だが、最近になってコインも造られるようになったらしい。

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アフリカは95日間でエジプトから南アフリカまで縦断し、8ヶ国を訪れました。
ヨルダンのアカバからフェリーでエジプトのヌエバアへ入り、南アフリカのケープタウンまで行きました。



より大きな地図で アフリカ を表示

エジプトはこのアフリカの旅の中で最も見所が多かったと思います。
ダハブではダイビングのライセンスを取得しました。
紅海の美しいリーフを堪能できるだけでなく、オープン・ウォーターからアドバンス・ライセンスまで400ドル程度で取得することができ、欧米人を含め日本人も多く滞在していました。
その他、ピラミッド、砂漠ツアー、アブシンベル神殿などなど盛り沢山でした。
しかし、これまで訪れたイスラム諸国の中で、人が一番ウザイと感じました。


エジプト文明の遺跡も盛りだくさん。しかし、暑かったわー。


ナイル川をポンコツフェリーで上り、スーダンに入りました。
ちょうどラマダンの期間に当たってしまい、酷暑の中昼間はロクに飯にありつけませんでした。
見所がほとんどない、当時スーダン南部で独立運動をしていたため治安が悪いってことで、さっさと通過してしまいました。


ラマダンは日没まで。陽が沈むとみんな一斉にお祈りを始めて、その後食事を頂くのだ。移動中でもバスを降りてやり始めるから、参っちゃうよな…


エチオピアからいよいよブラック・アフリカ突入です。
エチオピアはこの旅の中でも最貧国の一つと言えるでしょう。
エチオピア正教というアフリカで珍しいキリスト教国であり、南部はユニークな民族が多く住んでいてアフリカでも異色の存在ですが、人の腐り度はダントツかもしれません。


ドルゼ族のガキンチョ。エチオピアに入って高原の過ごしやすい気候になったが、飯マズイ、汚い、人がウザイとこの旅で一番辛かったかも。


ケニアに入って随分生活レベルが向上しました。
一番の見所はやはりサファリです。
マサイ・マラ国立公園に行きましたが、野生動物のカッコよさには感動しました。


ガルルル…。ヒョウに大接近。


タンザニアではザンジバル島で誕生日を迎え、ビーチリゾートでアフリカ前半の疲れを癒しました。
タンザニアはキリマンジャロ山のトレッキングやンゴロンゴロ国立公園のサファリなど、アクティビティは盛りだくさんですが、予算の関係上パスしてしまったのがちょっと残念です。


ザンジバル島のビーチ。なかなかええとこやったわー。アラブ人による奴隷貿易で栄えた世界遺産の街もあるし、オススメっすよ。


タンザン鉄道でザンビアに入りました。
ザンビアの見所は三大瀑布の一つビクトリア・フォールズですが、乾季だったため迫力はイマイチでした。
その代わりに、バンジージャンプをやってやりました。
この辺りから、南アフリカの影響からか少しずつ物価も高くなり、旅の環境もよくなってきました。


ビクトリアの滝。雨季だったら今立っている場所からも豪快に水が落ちていたんだろうに。残念だねぇ。


ナミビアでは首絞め強盗未遂事件に遭遇しました。
日中だったのでチラホラ人通りがあったので、幸い何も盗られず、怪我もせずに済みましたが、この旅で初の事件だったので肝を冷やしました。
ナミブ砂漠、エトシャ国立公園などをレンタカーで回り、自然を堪能することができました。
同行したドイツ人との確執にはイライラさせられました。
詳しくは「ナミビア道中膝栗毛」でどうぞ。


赤い砂のナミブ砂漠。世界最古の砂漠らしいっすよ。朝、車がスタックして無駄に時間を浪費してしまったり、無灯火運転で警察に捕まったり、苦労は多かったな。


アフリカ最後は南アフリカです。
ケープタウンとハマナスしか訪れていませんが、ここは白人社会なので随分と発展していました。


アフリカ最南端のアグラス岬。これにてアフリカ縦断は終わりっす。


アフリカはほぼ主要な見所を回りつつ、最短ルートで縦断しました。
東アフリカではウガンダやルワンダ、ソマリアなど、南部アフリカではモザンビークやマラウイ、ボツワナなども訪れることができますが、治安が悪かったり、そんなに面白いかな?と思ってしまったりして、あまり細かくは回りませんでした。

アフリカ全体で言うと、北アフリカの大半(チュニジア、モロッコ等)、中部アフリカ(コンゴ、アンゴラ等)、西アフリカ(ガーナ、カメルーン等)など、訪れていない国はたくさんありますが、予算、期間、治安面からこの旅では除くことにしました。

当初はアフリカは情報が少なく危険・貧困というイメージと、これまで黒人との交流がなかったため、相当の覚悟をしていましたが、アジア・ヨーロッパと回って旅して1年が過ぎており、多少旅慣れもしていたので、意外とスムーズに縦断できたという感想です。
また、南京虫には相当やられましたが、マラリアや西ナイル熱などの伝染病に罹ることなく、アフリカの旅を終えられました。

上記の理由からかアフリカを敬遠する旅行者がいますが、ケニア・タンザニアのサファリはオススメです。

お次は南アメリカ篇です。

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