2010/04/30

【ラトビア】リーガ





日本ではゴールデンウィークに突入でしょうが、こちらは休まず営業…ではなくて旅を続けていきます。

バスに揺られること5時間で、ヴィリニュスからリトアニアの首都リーガに行けてしまうのですが、緯度が上がってきているからなのか、この国のGTMの設定がおかしいのか、リーガに着いた午後九時くらいになってもまだ明るいです。

こちらも旧市街地巡りが観光の目玉です。
ラトビアの方がリトアニアより若干発展している感じです。
だいぶ瑣末な国なので差異があまり見出せませんが…。

お次は、旧共産圏の親玉、ロシアからです。

--

旧市街地の中心に立つ聖ゲオルギ教会。でかいのう。


教会の中もレンガ作り。やたらとピカピカしていたり、木造りだったり、内装は教会によって違うんですな。


落書きはやめようぜ。っていうか、旧共産圏は落書き多すぎ。こんなやつらはいくら祈っても救われんな。


ブラックヘッドの会館。面白い作りだな。由緒は…忘れた。


よーく見ると、上の盤で月の満ち欠け、中の盤で月・日・時・分、下の盤で曜日を示しているんですね。なるほどー。


リトアニアの国旗ってえんじ色に白だったのか。


城壁。リーガの方がヴィリニュスより街歩きが面白いな。


猫っ、あぶねーぞ。


サムライズ!日本食って人気あるんだなぁ。そりゃ、美味いもんね。


お次は旧市街地から少し離れたところにある、ユーゲントシュティール建築群。建物にちょっと奇天烈な彫刻を付けるのが一時期流行ったそうな。


痛そうな顔だ。あご外れてるのか?


もはや人間じゃないだろ。はぁ、すんげー雨降ってきたのでもう観光は終りっす。

2010/04/28

【リトアニア】ヴィリニュス





夜行バスでワルシャワからリトアニアの首都ヴィリニュスに移動することにしました。
途中、国境を越えるのでウトウトしながら待っていたのですが、気づいたら朝になっていてヴィリニュスに到着していました。
バスのおっちゃんに「スタンプは?」と聞いてみましが、「ないよ~」といわれ、バルト三国もシェンゲン協定(平たく言うと国境で一々スタンプを押さない。)に入っていることを初めて知りました。

この町での最初の仕事はワルシャワで断られたロシアビザの申請です。
大使館によっては居住者しか申請できないとかいう不統一な方針のせいで、他の日本人旅行者もことロシアビザについては少々混乱気味です。
住宅街にある豪邸のようなロシア大使館に入り、受付窓口でビザ申請の旨を告げますが、なんど英語が喋れないおばちゃんが担当で、一方的にロシア語で説明してきます。
初っ端から手こずりましたが、多少英語の解る担当者が現れ、なんだかんだ1時間かかって申請に漕ぎ着けました。
まぁ、それより外国人が受理されたことの方が少々驚きですが。

バルト三国はいずれも首都の旧市街地が見所です。
旧共産圏チックで貧しくて気持ち悪いかなー、と思っていましたが意外と奇麗で古い教会なんかも見ることができます。

--

旧市街地。あのおっちゃんに絡まれたらやっかいかなー、何て思ってたら立て看板だった。


リトアニアって琥珀の産地なのかしら?土産屋にたくさんあった。


旧市街地にはたくさん教会があるのだが、おっ、と思った聖アンナ教会だけ紹介。


レンガ作りってのがちょっと珍しいし、古びた感じもいいっす。そこそこでかい。


広場に聳える塔。


新市街地の通りはこじんまりしている。マックもあるよ。


小高い丘の上にある、3つの十字架。登ろうか迷ったが、結局登ってしまった。


青い空に白い十字架が映えますね。と書きたいとこですが、結構雲多いっす。


丘から見た赤茶色の屋根の旧市街地。


住宅街の民家。どの家も青とか緑とかで塗ったくっていて、おもちゃの家みたいだ。


ちゃりんこにまで塗らなくてもいいじゃんよ。

2010/04/26

【ポーランド】ワルシャワ





ワルシャワのイメージは事前になく、旧社会主義の様相かと思っていましたが、駅を降りると近代的な建物が並んでいて久々にビル群に囲まれました。
街も公園も奇麗に整備されていてとても明るい雰囲気です。
それに、ポーランドは有名な科学者や音楽家を輩出している国だったんですね。

ヨーロッパに入って以来、ホステルを利用しているのですが、以前より増えているのではと思われます。
というのも、ユースホステルしか安宿はないと思っていましたが、小奇麗で西洋人ウケするような派手目のホステルが多くあり、互いにサービスを競い合っているように見えます。
特にドイツやフランス、北欧からの若い旅行者が多少物価の安い東欧を訪れて、リーズナブルなホステルを利用していると言った印象です。
おかげで宿探しはとても楽です。

お次はバルト三国からお届けです。

--

ワルシャワ駅前にあったショッピングモール。近代的な造形だ。日本でもおなじみのZARAとかH&M、MARKS&SPENCERなんかも入ってたな。


高層ビルもあったりして、一瞬東京を歩いている気分になれたぞ。トラムも他の東ヨーロッパと違って新しくてきれいだ。


でけー!時計塔。スターリンからの贈り物なんだって。


旧王宮広場。気持ちいいっすねー。


旧市街地は戦争で廃墟になった後、ポーランド人がそっくりそのまま作りなおしたらしい。


ど根性ですな。うん、きれいでお洒落っすね。


カフェではお姉さんも、雰囲気出した衣装で旧市街地を演出しているぞ。


旧市街地でおっちゃんが手彫りでつくっていた、彫刻のお土産。


首相官邸前。そう、最近ポーランドの大統領が飛行機事故で亡くなったのです。官邸前の道は追悼で使われたと思われるロウでベトベトになっていた。ランプや花もたくさんた手向けられていた。


公園の外檻には大統領の追悼式の様子のパネルが貼ってあった。そういえば、クラクフでも追悼パレードみたいなのをやっていたけど、大統領のだったのかな??


チョピン(Chopin)で誰やねん?とおもったら、ショパンでした。おお、ポーランド出身だったとは露知らず。他に物理学者キュリー夫人やコペルニクスもポーランド出身らしいぞ。


この石から微かにショパンの曲が流れていたが、知らない曲だった。英雄ポロネーゼだったらテンションあがったのになー。

2010/04/25

【ポーランド】クラクフ



ポーランドのクラクフは元首都で旧市街地が見所のきれいな街です。

よくよく調べてみるとポーランドはここ100年ほど不幸に見舞われた国ですが、戦後の復興は目覚ましく、旧共産圏的な匂いもせず、西ヨーロッパに近づいた感触があります。

最近ブログの更新が後手に回ってきました。
街には1泊して次の日に夜行で移動する、を繰り返していると、写真の整理もつかず、次の街の予習と交通の手配でアジアほどのんびりできなくなります。
その分、ホステルや交通の便がよいので旅行の環境は快適になりました。

--

クラクフ駅。外国の駅って基本的に外見は立派だ。日本の駅なんか、半ば商業施設と一体化していて、外からじゃどこからが駅でショッピングモールなんだかわからないっすね。でも、便利だなーと思う。


旧市街地の門。クラクフに着いたら春の陽気で暖かい!ツーリスティックで最高の気分じゃ。


中央広場!観光客が大量に来ていた。残念ながら、織物工場跡は修復中で足場が組まれていた。


アジアンなファストフード発見!試したかったのだが、さっき飯食ったばかりだよぅ。


春になると大道芸人が沢山出てくるようですな。こいつはリフティング芸人!


聖マリア教会と謎のモンスター仮装芸人。


教会もたくさんあるぞ。そういえば、ポーランドに入って石の彫刻が増えた気がするな。


ヴァヴェル城塞。レンガの感じがいいっすね。でも、そんなに頑強な城には見えないなー。


入口で記念撮影をしていた方々。ヨーロッパに来て、初めて民族衣装を着ている人たちを見たぞ。ほぉー、人形みたいっすね。


ヴァヴェル城の中。ちょっと、建築物に統一感がなさすぎじゃねー!?トルコからここまで見てきた教会を、釜に入れて一緒に炊き上げちゃった感じだなぁ。


旧市街地で最高の気分を味わった後、最低の気分を味わうことにしました。アウシュビッツの強制収容所入口。「働けば自由になれる」と書いてあるそうです。もちろんウソ。


ずらりと並んだ収容施設の中は、パネルや当時の衣服、生活用品なんかと、歴史的経緯の説明があって、来場者の気分を奈落の底に突き落とします。


ここで大量の銃殺が行われました。


その写真。


と、ここまで書きながら、パンフレットを読み返しつつ写真を見ていると気が滅入ってきたので、あとの様子はアルバムの方でどうぞ。行きのバスで一緒だったおばちゃんと、帰りのバスも偶然一緒になったのですが、「もう見ていられないわ」とかなり気分を悪くしていました。演出もかなりエグイので無理もないっす…