2009/11/27

【タイ】バンコク4





以前、訪問したタイの中高一貫校のサトリ-ウィッタヤー女学校を再び訪れる機会がありました。

ミャンマーから帰ってきてから、日本語の先生(ワンナー先生とマイ先生)&バーガーキングで会った生徒3人と昼食をご一緒することになりました。
久しぶりの再会で盛り上がっていたところ、明日27日は体育祭で今の時間生徒は準備中とのことです。
「もし暇であれば…」というお誘いをいただいたので、少し見学することにしました。
私が学生のころの体育祭といえば、先生が笛を吹いて、行進が乱れたり組み体操でしょぼいミスをすると体育教師から罵声を浴びせられたりしていましたが、タイはまったく違った様子です。
生徒おのおのがグループになって、マイペースな感じでダンスやらパレードの練習をしています。
もはや練習などせずにバドミントンで遊んでいる生徒もいます。
私も一緒になって混じっていると、ワンナー先生が「日本語の先生が副校長先生のところへ行きましょう」、といって来ました。
そんなに偉くないんですけど…、と思いつつ挨拶をして、先生同士何やらお喋りを聞いていると、いつの間にか明日の体育会に来てもよいとの許可がでました。
他国の学校のイベントが見られる機会はあまりないので、とてもラッキーだなと思いました。

当日、吹奏楽のパレードで式が始まります。
どうやら青、緑、黄色、ピンクの4チームで争うようです。
ギャラリーは私服を着ている生徒もあり、コスプレみたいなドレスを着ている生徒もあり、体育をする格好には見えません。制服では地味な印象でしたが、今日は無礼講の化粧にヒールで、日本の中高生とあまり変わりません。
国歌や校歌などを唄って、まとまりなく開会式が終わると、またパレードが始まりました。
それぞれチーム毎に音楽に合わせながら踊っています。
競技はどうなっているのか?そういえばプログラムとかはないのかな?なんて思っていると、今度はダンスショーが始まります。
これはびっくりりました。
相当お金がかかっているドレスにドライアイスの演出、おそらく人気のあるGood Lookingな生徒だけで構成された、気合の入った踊りが展開されました。
私の経験した文化祭でもここまでやりません。
よくよく生徒に聞くと、ダンスや衣裳も得点の対象になり、競技はバスケットボールをやるとのこと。
結局、午前中は競技はなく華やかなショーで終わりました。

午後は予防接種に行かなければならなかったので、先生方にお礼を言って学校を出ました。

タイ人らしいエンターテイメントあふれるフェスティバルが見れて貴重な体験でした。
日本で体育祭といえば、残暑の厳しい中での行進と歌の練習と、徒競走・騎馬戦・棒倒しなど激しいイメージでしたが、見事に裏切られました。
ワンナー先生、「体育祭」は誤訳ではないでしょうか?
「ダンス&スポーツ祭り」といった感じですね。

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パラゴンという巨大ショッピングモールに突如現れたガンダム。タイは日本大好き。日本もタイ大好きだ!


カオサン通り周辺の屋台のチキン。ちゃんと揚げ直してくれるのでアツアツが食べられるぞ。


王宮。観光客でごった返してます。


王宮の警護官。微動だにしません。こういうの見るとイタズラしたくなるのが人情です。


タイの踊り。きれいっすね。


キマってるじゃん!タイってオカマが多いけど、この男の化粧を見るとどうもこいつもオカマっぽいなぁ。


カオサン通りが一望できるバー。はっちゃけた西洋人がガバガバビールを飲んでいる。通りでは西洋人が同じ「ビア・ラオ」のTシャツを着てだいぶご機嫌になっているのが見えた。もう、タイはパラダイスだぜっ!


朝までコースが当たり前のカオサン通りの夜。東南アジアに来ると民族衣装っぽい服を着る外国人(日本人を含む)が多いが、地元民はそんなの着ていない様に思えるが?まぁ、雰囲気って大切だよね!


体育祭!?の入場行進。青、ピンク、緑、黄色の4チームに分かれてポイントを争うとのこと。もちろんコスチュームも大切なのである。


青組みの様子。フランス人形的なコスチュームで攻めるらしい。


ピンク組が待機中。ちょっと緊張している様子。出し物のテーマは共通して地球。いいテーマだ。


写真では伝わりづらいが激しいダンスが繰り広げられている。


青組出し物のフィナーレ!スモークが焚かれ紙吹雪が舞う!


キャーー!すごーい!!

2009/11/21

【ミャンマー】バゴー





バゴーに寄って、崖から落ちそうな岩の上にあるパゴダ、「ゴールデンロック」を見に行こうと思いましたが、モトバイのおっちゃんに聞いてみると、バゴーからは遠く途中歩いて山を登る必要があるとのことで、断念しました。
ミャンマー脱出の日も迫っており、夜行バスで朝着いたのできついかなぁと思いました。

といってもバゴーにも見所があります。もちろんパゴダですが…
モトバイのおっちゃんが5ドルで一日観光地を廻ってやるとのこと。
最後だし、楽しようと思いお願いすることにしました。
おぉ、と唸らせるのは、114mのミャンマーで一番高いパゴダと、85mある寝釈迦です。
ミャンマー人の多くは敬虔な仏教徒なので、呆気にとられている私の横ではパゴダに向かってお辞儀をしたり、お賽銭をあげたりしていました。

バゴーからヤンゴンは久々に列車を利用してみました。
もちろん満員状態の最下等クラスで揺られていきます。
車窓からはひたすら田園風景が流れていますが、駅が近くなると汚い服を着た子供たちが遊んでいたり、お菓子などを売りに来ます。
この国では宿や食堂で子供が働いて(手伝って?)いることは珍しくありません。
毎日ある停電、バス移動中のにやたらと多い検問、発展していない経済など軍事政権は国民にとってまったくメリットがなさそうです。

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ミャンマー最終章も仏像とパゴダのオンパレードで締めくくる!114mあるというミャンマー最強のパゴダ、シュエモードーパゴダ!でかすぎて写真に収まりきらないぞ。


40mもある最強の仏像×4体。


そして80mもある最強の寝釈迦。


足の裏も激しく何か描かれている。


もはや何体いるのか、よくわからんたくさんの仏像。


最後にピカピカのマハーゼディー・パゴダ。バゴー、激しすぎっ♪

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宿
Emperor Motel
68/2, Main Rd. Bago

2009/11/19

【ミャンマー】ニァウンシュエ



バガンから13時間かけてインレー湖の畔にある街、ニァウンシュエに来ています。

今回の移動は今までで一番ハードでした。
午前4時、宿にピックアップに来るバスを待ちます。
ほぼ時間どおりに来たバスは全員が西洋人でした。
20年前くらいの小さい日本の中古バスに、でかい西洋人がすし詰めになっています。
空調設備がないので窓を空けているのですが、ガンガン埃が入ってきます。
途中でミャンマー人を拾っていくので、通路までイスで埋まって超満員状態…
所々で道が舗装されていないので、激しいバイブレーションとバウンドで寝れませんでした。
宿に入って頭を洗おうとすると、埃で髪の毛がジェルで固めたようになっていました。

次の日はボートツアーでインレー湖のマーケットなどに行きました。
湖にはインダー族という水上で生活している民族が住んでいます。
織物やシルバーアクセサリーを作成しているところや、中州にあるパゴダなどを廻ります。
ハンドメイドの工場では作成過程を説明してくれたり、お茶を出してくれたりとても親切です。

明日はバゴーに移動します。

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目の前はインレー湖への船着場という絶好のロケーションにある安宿に泊まった。


こいつが今回ツアーを案内してくれる兄ちゃんだ。たのむぞ。


櫂を足を使って漕ぐというインダー族。


インダー族は湖上に家を構え、漁業を営んでいる。


湖上にもやはりパゴダと寺院だ。ミャンマーはラオスのように敬虔な仏教徒が多い。


湖上にある工房を訪れた。こちらは傘に紙を張るおかあちゃん。


銀細工を製作中のおとうちゃん。


こちらはたばこ制作所。若い娘らが嫌な顔もせず、楽しそうに作っていた。他にも織物やらシルバー製品なんかもある。ミャンマーでも女性が頑張っているのだ。そういえば、アウンサン・スーチーさんもだよなぁ。


男どもはというと、だらだら煙草吹かしたりボートゲームをしてみたり。おいっ、早くいくぞ!

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宿
Gypsy Inn
82, Strand Rd., Win Qt.H

2009/11/16

【ミャンマー】バガン



三大仏教遺跡のあるバガンにいます。
自転車を借りてパゴダを見に行くことにしました。
埃っぽい道を走ること20分、赤茶けた草原の中に大量のパゴダが出現します。
ガイドブックによると3000くらいあるそうです。
最近作られた金ぴかのパゴダより、古ぼけたバガンのパゴダの方がよいなと思います。
中でもシェサンドーパゴダは大きくで塔の上に登ることができるので、たくさんの観光客がいます。
あたり一面にパゴダが生えているようで絶景でした。
今日は残念ながら曇っていたのでサンセットは見れず。

マンダレーではリタイヤしたおやじさんと同宿して、いろいろミャンマー情報を教えてもらいました。
ミャンマー人は親切な人が多いですが、中国同様に道にゴミが多いのが気になります。

それにしても停電が多いです。ブログ書いている間に3回は停まりました。。。

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平野の中から突如現れた、古ぼけた巨大パゴダ。


中にはちと目が離れた仏像が。


ちゃりんこで回っていると、女の子が話しかけてきた。なかなかオサレにタナカを描いている。


巨大パゴダの上からの眺め。平原にいくつものパゴダが生えている。よくもこんなに作ったもんだ。


360度すべてパゴダだ!


翌日、山の上に寺院があるというポッパ山に行った。山というか巨大な岩と言った感じだ。


ポッパって猿って意味ですか?と思わず訊いてしまうほど野猿が多い。また、こいつらが凶暴でリュックに乗っかってきたり、菓子を盗ったりして被害者の数は知れず。


ひーこら山頂まで登ると、またしてもパゴダだ!


快晴で眺めは最高。


ポッパ山を降りると、子供が化粧をしてなにやら儀式めいたことをしていた。日本でいう七五三みたいな感じかな。


ミャンマーは20年ほど前の日本の中古車が大活躍している。活躍しすぎて、内装がなくなって金属むき出しになっているものすらあるのだ。ここまで国民を貧乏にしていいのか!

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宿
Pyinsa Rupa Guest House
Main Rd.

2009/11/15

【ミャンマー】マンダレー



ミャンマーのホテルは安宿でも朝食付きです。

朝、一人で食っていると、ふらっと日本人のおじさんが現れて、私の席の前に座りました。
どうやら、大学の講師をされている方で、何度もミャンマーには訪問していて、周辺の観光地からうまい食堂、ローカルのバス路線まで熟知しています。

何やかんや話し込んでしまい、その流れでマハムニーパゴダという、有名な寺院まで連れて行ってもらいました。
夕食も、近くに美味しいヌードル屋があるということで、のこのことついていく事にしました。
こういった研究者の方や、年配の方は特に地元にも顔が広く、何度も訪れているのでオーダーなんかもアレンジできてしまいます。
とはいえ、店のおやじが喜びそうな日本の土産を持ってきてやったり、おばちゃんにはアクセサリーをあげたりして、やはりこの辺はギブ・アンド・テイクで、面倒を見合っているんだなと思いました。

ミャンマーの夏は暑いです。
マンダレー・ヒルへは汗だくで上りました。

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マンダレーはイギリスの植民地になるまでの首都だった。こちらは王宮の周りのお堀。


一応、王宮には入れるのだがエラく入場料が高いんすよ。そんなわけで入るのやめちまった。


マンダレー・ヒルへの入口。この獅子像はお札にもなっていて寺院の入口には必ずあるぞ。


頂上付近。マンダレーが見渡せるほど高い。いやー、いい眺めだが、暑すぎるぞ。


途中で出会った愛想のよいミャンマーガール。ちなみに顔に塗っているのは、ミャンマー式美顔クリーム「タナカ」といって、ほとんどの女性が愛用している。


バスにのる僧。ミャンマー人男性は大抵、巻きスカートを穿いている。暑いのでこちらの方が風通しがよいから、とのことだ。


こちらは郊外にあるウーベイン橋。なんにもなくて長閑だなぁー。


ピクニックしたり、


ボートに乗ったりして遊んでいた。


こんな風景を眺めつつ、橋のたもとでビールを飲むのが至福の時なのである。

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宿
Nylon Hotel
Corner of 25th & 83rd Sts Mandalay